[2017年2月10日]
今日は朝から気持ちの良い青空が広がっていますね。でも、天気予報には大荒れの雪だるまが登場しています。これから崩れるのでしょうか・・・(-_-;)立春も過ぎ、この時期になると春が待ち遠しくなりますね。
我が家は先週半ばから息子の具合が悪く幼稚園をお休みし、ようやく今日、登園しました。インフルエンザではなかったので良かったのですが、熱が上がったり下がったりするもののいたって元気。家の中で飛び回る毎日が続き、ようやくほっと一息です。今回は原因もよく分からず薬もあまり効かず、どうしたものか・・・と悩む日々でした。子どもが具合を悪くすると大変ですね(^_^;)。まだまだインフルエンザも猛威をふるっている様子です。皆さんもどうぞお気を付けくださいね。
さて、入試まで30日をきりました。受検生にとっては正念場を迎えています。この時期、一番大切にしたいことはやはり「体調管理」ですね。入試当日だけでなく、この期間にしっかりラストスパートをかけるためには、具合悪くして寝込んでいるわけにはいきません。体調をしっかり保つためにはまず第一に、「就寝・起床時間を一定に保つこと」です。学校がお休みの日も毎日必ず同じ時間に起きて寝る―生活リズムを乱さないようにすることです。生活リズムが乱れることで体調を崩しやすくなります。「よく食べよく寝る」、「早寝早起き」、当たり前のことですが土日などのお休みも含めて同じように過ごすことはなかなか中学生には難しいようです。是非、ご家族のご協力を頂きたいと思います。
学習面においては、「問題を見極める『目』を養う」ことです。定期テスト前や中3のこの時期は、宿題や授業中の演習問題の○付けを子どもたちにさせています。一つ一つの問題に対して、現時点の自分の力で解けるのか?解けないのか?を判断する力が必要となってきます。大体の教科は3学年分の学習内容が終わってきています。つまり学習済の内容ばかりということです。
現時点で何十分もかけなければ解けない問題や始めから全て解説してもらえないと解けない問題は入試本番でも解ける可能性が低いといえます。そうした問題に何十分、何時間も時間をかけることよりも、単純に覚えて何とかなる問題、模試などで正答率が高い問題を一つでも多く解いて出来るようにすることの方が効率が良いです。正答率が低いような応用的問題を1問解けることよりも、正答率が高い基本問題を3問解けるようにすることです。だからこそ、一つでも多くの問題を解いて「自力で出来るか?」の判断力をつけること、基本問題をおとさないようにすることに力を注いでもらいたいと思います。
また、入試直前のこの時期だからこそ、漢字・単語練習は毎日欠かさず行うべきです。ただし、漢字ドリルや単語帳などを練習するのではなく、実際の文章問題を解いて書けなかったもしくはわからなかったものをピックアップして書きだして練習する方法でやるといいです。塾生の中にも何人かは随分前から『間違えた問題ノート』を作っています。×になった問題で出てきた単語や漢字をノートに書きだし練習するためのものです。こうしたノートは出来れば中1から作成すると本当は良いのですが、ラストスパートとなるこの時期には是非作成してもらいたいと思います。
中3生の授業も残り数回となってきました。私たちも精一杯の指導をし、どの子も第一志望校に合格できるよう頑張りたいと思います。