[2017年3月3日]
いよいよ3月に入りました。今日は、各中学校で卒業式がされています。昨日と比べぐっと寒くなった今日でしたので受検生たちが風邪などひかなければ…と少し心配しています。
公立高校入試まで残り数日となり、日曜日から始まった高校入試対策特別授業では、連日中3生が必死で問題を解いています。休み時間には受検当日の過ごし方や、この直前期の家庭での過ごし方などを話したり、少し雑談などをしたりして和やかな雰囲気になりますが、授業時間になると、どの子も必死です。この時期に最も大切なことは『問題を見る目を養う』ことです。
残り数日で劇的に学力が上がることは稀です。今は、現時点の学力でどの問題が解けてどの問題は解けないか?を的確に判断できるようにし、解ける問題でのミスを最大限減らすことが肝心です。
テストや入試では持っている力の120%を出すなんてことは出来ません。100%出し切ることでさえ難しいことです。新しく解法を覚えることよりも「いかにミスをしないようにするか」が得点に大きく影響します。自分の実力以上の問題を解く努力をすることは残り数日という今、している場合ではありません。卒業式が終わったばかりで、その余韻に浸る間もなく勉強に向かわなくてはならないのは切ないかもしれませんが、一つでも多くの問題に取り組んで、しっかりと『目を養って』もらいたいと思います。
さて、3月入って初めてのブログですので、『今月の一言』を紹介します。
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今年は各高校、倍率が高く不安を抱えている受検生達には少し厳しい言葉かもしれませんね。しかし、入試に限らず、様々なハードルを前にしたとき、そのハードルを超すことができるかどうかは『自分自身』がどう行動するかで決まります。決断を迫られたとき、最後は自分自身の力で切り拓くしかありません。
切り拓くための力をつけていくのが日々の営みであり、そうした努力を積み重ねた先に自分の望む道が広がっていくのだと思います。ですから、最後の最後までトコトンあがいてください。必死でもがいてください。そして、今はまだ小学生だったり中1・2年生だったりする塾生の皆さんも、いずれはこの「勝負の時」が来ます。その時に目指す道に行きつけるだけの日々の積み重ねをしてください。
「勝負」では実力はもちろん必要ですが、時には『運』というものが影響することもあります。しかし、口を開けて『棚からぼたもち』を待っていても、そんなものは落ちてきません。自らの手で『運』を引き寄せるぐらいの『想い』を持ち、トコトン『行動する』―これが大切だと思います。待ってるだけ、思ってるだけでは人生はひらけません。自分から『運』をつかみにいく、そんな強さをもって欲しいと心から思います。
公立高校入試まであと4日!!がんばれ!!受検生!!