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啓新セミナー

[2017年6月12日]

計算は曲者

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

昨日の日曜日は、久しぶりの休日でしたので、親子3人で弥彦神社へお参りに行きました。
いつもは車で行くのですが、昨日は電車で行きました。
電車好きの息子は、先頭車両のガラスにへばりついて、ずっと運転手さんを見ていました。(運転手さんは落ち着かなかったでしょうね)
車では何度か行ったことはあったのですが、電車で行くのは初めて。
電車に揺られ、車窓からのんびり越後平野の眺めると、なんだか旅行に来た気分でした。(帰りは、部活の帰りらしき高校生がたくさん乗ってきて、身動きできないくらいでしたが・・・)
目的地は同じでも、いつもと違った交通手段を使うとすごく新鮮ですね。


中学生の定期テストが終わり、答案が返却されています。
今回は、「今回どうしたの?」という子が多かったですね。特に数学で。
今回の数学のテスト範囲は、どの学年・学校も『計算』が中心です。
計算というのは曲者で、『わかれば(理解できれば)得点できる』というわけにはいきません。
計算は、わかって、『繰り返す(練習する)こと』で初めて体に身に付いて、得点できるのです。
ですから、数学が得意で、「計算はわかった(大丈夫)」からといって、応用問題や他の教科に力を入れてしまうと、変なミスをして点数を下げてしまうのです。
逆に、簡単な問題(と言っては失礼ですが・・・)を繰り返し解き続けていた子の方がミスが少なくて得点が良かったりしています。

『わかる』と『できる』は違います。
わかっても繰り返さなければミスをしてしまいます。
絶対にミスをしない人間なんていませんからね。
ミスを減らすためにも、また、ミスをしてもそれに気づけるようにするためにも、やはり繰り返し練習するしかないのです。

今回は『計算』が中心でしたが、次回は『方程式』が中心です。
なので、対策も変わってきます。
『方程式』には『文章題』があり、文章を式にするのが難しいのであって、計算自体はさほど難しくありません。
ですから、次回は計算練習をたくさんやるよりもいろいろなパターンの文書題をこなすことに注力しなければいけません。(だからと言って計算練習を全くしなくてもいいというわけではありません)
文章題の解き方のパターンを1つでも多く身に付けた人が得点できるのです。

どの教科も単元によって対策が変わってきます。
その単元に合った勉強方法でしっかり取り組んでください。