[2017年6月19日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
中学生の定期テストの結果がほぼそろいました。
思うような点数が取れた子、取れなかった子。点数は上がったけれど納得していない子。・・・
テスト後の反応は様々ですが、結果に対して色々思うということは、それだけしっかり取り組んだということではないでしょうか? (中には、テストの直前だけあせって勉強した子もいましたが・・・)
中学1年年生にとっては初めての定期テスト。
実際にテストを受けて、どういう勉強をすれば、どういう結果が出るのかがわかったのではないでしょうか。
小学生のときは、1つの単元が終わるとすぐに『単元テスト』を行っていましたので、記憶も鮮明で、範囲も狭いので点数は取りやすかったのですが、中学校のテストは、範囲が広く、しかも2日間で5教科もやらなければいけないので、かなり苦労したのではないでしょうか。
テスト後の『振り返りシート』を読んでみても、ただ漠然と「もっと勉強すればよかった」とか「問題文をきちんと読めばよかった」など、振り返りがあいまいです。
まだ1年生で、しかも最初のテストですから、勉強のやり方も振り返りの仕方もよくわからないのも当然といえば当然ですが、これからは結果に結びつくような勉強方法や振り返りをしてほしいですね。
結果に結びつくようにするには、まずはワーク(学校、塾共に)のやり方を変えること。
ほとんどの子がワークを終わらすことが目的となって、内容が頭に入っていない。
問題を解いて間違えたら解答を見る(写す)のはいいのですが、解答だけでなく、辞書や教科書、地図帳などで確認することが大事です。
例えば地理の問題で、正解が『ブラジル』だったとすると、解答の『ブラジル』という言葉を見るだけよりも、地図帳(できたら地球儀)で『ブラジル』の位置を確認した方が知識がきちんと身に付くのです。
「ワークをたくさんやったけど、全然できなかった」なんていうことを言う子は、知識がきちんと身に付いていなかったのだと思います。
結果さえよければいいということではないのですが、がんばった(やった)ことだけに満足してはダメ。
もちろん、がんばったことがすぐ結果に表れるものと、時間が経ってから表れるものとがありますので一概には言えないのですが、定期テストはがんばればがんばった分だけすぐに結果に表れるのではないでしょうか。
また、テストの結果は我々の指導の結果でもありますので、我々も結果をしっかり受け止め、分析し、次に生かしたいと思います。
中学校のテストが終わると、次は高校生のテスト対策です。
この春卒業した1年生も『無料授業体験チケット』を利用して勉強しに来ます。
不思議というか、やっぱりというか、中学生の頃、英語が苦手だった子は、高校生になっても英語が苦手。数学が苦手だった子は、やっぱり数学が苦手です。
苦手な教科が突然得意になることはありません。
小中学生の皆さん、苦手教科は早めに対策を!