[2017年7月10日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の日曜日は、中3生の『新潟県統一模試』がありました。
これから受験する塾もあるので、内容に関しては言えないのですが、夏期講習にすべきことがはっきり見えた結果となりました。
まあ、どの子もやるべきことがたくさんあり過ぎて、夏休みだけでは足りないのですが、きちんと学習内容を精査して夏期講習に臨みたいと思います。
中3受検生にとって『夏は入試の天王山』ですから、夏休みを有効に使って欲しいのですが、夏休みに(なったら)がんばればいい(=今はがんばらなくてもいい)と思っている子が多いですね。
夏休みを有効に使いたい、夏休み中必死に勉強したいなら、夏休みまでのこの時期を有効に使うべきです。
今の時期というのは、スポーツで言えば『ウォーミングアップ』の時期にあたります。
ウォーミングアップなしに、いきなり激しい運動をしたら体に負担がかかって、何の効果もありませんし、長く続けることはできません。
しっかりウォーミングアップをして、体を慣らしてからでないと、激しい運動などできません。
勉強も同じで、ウォーミングアップの期間が必要です。
勉強のウォーミングアップとは、
? 夏休み集中的に学習する教科・単元を決める。
? 学習教材を揃える。
? 学習計画を立てる。
? 長時間集中して勉強できるように今から訓練する。
? 効率の良い勉強時間の取り方を見つける。
などです。
「夏休みは1日5時間勉強する」という目標を立てる子がいるのですが、普段長時間勉強したことが無い子が、いきなり5時間も勉強できるはずもありません。
ほうとうに夏休みに5時間勉強したいのなら、今から勉強時間を徐々に伸ばしていく必要があります。
また、?に『効率の良い勉強時間の取り方を見つける』と書きましたが、これは、例えば、5〜10分ぐらいの休憩時間を挟みながら、一気に3〜5時間勉強した方がいい子もいれば、朝食の前に1時間、朝食後に1時間、昼寝をしてから1時間、夕食前に1時間、寝る前に1時間と、1日の中で勉強時間をばらしてやった方がいい子もいますので、自分に合った勉強時間の取り方を、いろいろ試しながら見つける必要があるということです。
この時期にしっかり準備をしたかどうかで、夏休みの効果は違ってきます。
しっかり準備をして夏期講習に臨みましょう!