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啓新セミナー

[2017年9月4日]

テスト対策

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

9月に入り、急に涼しくなった、というより、寒くなりましたね。
今まで暑い日が続いていて、あまり屋外に出かけることがなかったので、おとといの土曜日は、息子を連れて、久しぶりに『新潟競馬場』へ行ってきました。
相変わらず、馬はほとんど見ずに、ゴーカートや遊具で遊んでいました。
競馬を見ることができなかったのは残念ですが、私も久しぶりに外で動き回ることができて、いい気分転換になりました。


昨日の日曜日から中学生の『前期期末テスト直前講座』が始まりました。
体育祭の翌日ということもあり、子どもたちは少々、お疲れぎみでしたが、最後までがんばって勉強していました。

さて、そのテスト対策ですが、テスト対策を利用する目的は、大きく2つあると思います。
1つ目は、家ではほとんど勉強しない、親が勝手に申し込んだ、塾に行けばなんとかしてもらえると思っている、・・・場合。
2つ目は、苦手な教科を克服したい、わからない問題を解決したい、今まで学習したことがどれだけ身に付いているか試したい、・・・場合。

1つ目の場合のように『ただ来ている』では効果はありません。2つ目の場合のように、何か『目的』を持って来なければ意味がないのです。
さらに言うと、テスト対策は、テストの直前期に行いますので、テストの数日前に「苦手教科を克服したい」と言っても、時間が足りません。
やはり、ピンポイントに「この問題がわからない」や「一通り勉強したので、その成果を試したい(テストしたい)」という方が効果的です。

がんばって勉強したのに、思うような点数が取れない、テストの時ど忘れしてしまう、間違えて覚えていた、・・・ このようなことがある人は『試す(テストする)』ことをしていない場合が多いのです。

スポーツでも自分たちだけで練習していても勝てないですよね。
定期的に、あるいは、試合の直前に練習試合をして、自分の弱点を見つけ、それを修正してから本番に臨みますよね。
練習試合をまったくしないで、ぶっつけで本番に臨むチームなんかないと思います。

勉強も同じ。きちんと勉強したらそれを『試す(テストする)』必要があります。
本番前にテスト形式で問題を解いてみると、わかっているつもりだったができていない問題があったり、少し言い回しを変えられるとまったく意味がわかならい問題があったり、この書き方だと減点になる可能性がある問題があったり、・・・ 直前にテスト形式で問題を解くことで、色々と見えてくることがあるのです。

もちろん、これらのことは、塾に来なくても、家でもできます。
ワークのまとめのページ等をテスト代わりに使えばいいのです。

大切なことは、何を使ったかよりも、現状を正確に把握して、どう解決したかです。
やはり、間違えた問題は本番までに(できたらその場で)きちんと理解して身に付けなければいけません。

今週末もテスト対策があります。
この1週間、しっかり勉強をして、必ず『目的』を持って参加してください。