[2017年9月8日]
9月に入り、秋らしい毎日ですね。先日、白山神社に行ったのですが、すでにもみじの葉っぱが色づいていました。今年は秋を長く楽しむことができそうですね。店頭には私の大好きな梨も出始め、味覚の秋到来!!ということで嬉しい限りです。今週末は秋晴れの良いお天気になるようですが、中学生の定期テスト直前ということでテスト対策の2日間です。テストを控えた生徒の皆さんにはしっかり「勉学の秋」を過ごしてもらいたいと思います。
中学校によってはすでにテストを終え、答案返却が始まっている学校もあります。中間テストと比べ範囲はそれほど広くはありませんでしたが、難度は高くなっているため得点しにくかったようです。それでも、やはり夏休みに頑張った生徒は頑張ったなりの結果がでています。
夏休みの過ごし方が今後の学習に大きく響いてきます。やり残した感がある子には取り戻せるだけの学習ができるように指導していきたいと思います。これからテストとなる上山中の皆さんは、まだ1週間ありますのでラストスパートをしっかりやりきらせるように指導していきたいと思います。
テスト前の中学生の様子を見ていると、2・3年生はやはり今までの経験があるせいか、この時期はピリッとした雰囲気ですが、中学1年生はなかなか「テスト前」という雰囲気になっていない様子です。小学生の時は夏休み明けのこの時期は夏の余韻にひたり少し緩やかに過ごす日々だったからでしょうか。まだまだ夏休みのダラダラ感を引きずった状態で過ごしているようです。
今回の期末テストの結果によって前期の成績表の得点が決定され、その得点が高校入試の内申書につながる―そういう話をしてもピンとこないようです。
小学生までと中学生では1回ごとのテストの重みが違います。それぞれのテストでしっかり得点していくことが大切ですし、毎回の宿題、小テストを確実にこなしていくことが重要です。昨日もだらっとした雰囲気のままの中1生は私からの大きな大きな雷がおち、涙目の2時間半を過ごし、2・3年生は黙々と問題を解き続ける、そんな授業でした。
「中1ギャップ」なんていう言葉がありますが、学習においての勝負所は春よりも、夏休みから秋にかけてのこの時期の学習の取り組み状況だと思います。これからは部活動も新人戦が入ってきたり各種コンクールがあったりと、「学習をしない言い訳」を言うチャンスがごろごろ転がっています。今回の定期テストが終わっても、また2か月後にはすぐに次の定期テストが待っています。当然ながら学習内容はどんどん難しくなります。中1の秋は中学3年間の学力を左右する大事な時期ですので、日々の取り組みを是非大切にして学習に臨んでもらいたいと思います。