[2017年10月2日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
10月最初の更新です。
『今月の一言』はこれ↓
『やることリスト』を作って、それに従って行動している人は多いと思います。
かく言う私もそうです。
でも、やるべきこと、やりたいことを書き足していると、際限なく埋まっていき、結局は『できないことリスト』になってしまい、かえってイライラがたまってしまいます。
特に我々のように独立してしまいますと、当然、上司(=許可を得る人)がいませんので、やりたいことをやりたいだけやれます。
でも実際は、時間も体力もお金も限度がありますので、やれないことの方が多くなってきます。
そんなとき、ある人のブログで、『やらないことリスト』という言葉を知り、その人のブログの中で上のマイケル・デルさんの言葉が紹介されていました。
「やることを決める前にやらないことを決める」
言われてみれば当たり前のことなのですが、気づかないものですね。
それと同時に、「今までやっていたから・・・」とか「前の会社でやっていたから・・・」、「塾業界なら当然だから・・・」といってやっていたことも、「本当に必要か?」と見直すようにしました。
今まで何も考えずにやってきたことの中に、結構無駄なことはあるもんですね。
そういうことをバッサ、バッサと切り捨てていったら、本当に必要でやらなければいけないことだけがやれるようになりました!
また、買い物も同様で、何か1つ買ったら1つ捨てるようにしています。
「もったいない」「無駄遣い」と思われるかもしれませんが、いらないもの、使わないもの、使えないものをいつまでも取っておいても、置いておく場所がなくなるだけです。
いらないこと、いらないものを捨てることで、新しいこと、新しいものに挑戦しようという気になります。
『やらないことリスト』は大人だけでなく、子どもたちにも作ってほしいですね。
中学生の定期テストの振り返りを読んでいますと、毎回同じことを書いて反省している子がいます。
「やってみなければわからない!」とは言いますが、毎回同じ失敗をしたらやはりそれはやめなければいけません。
また、学校の方からは「テスト勉強はテストの2週間前から・・・」「ワークは3回繰り返さなければ・・・」と指示が出ていますが、それはあくまでも目安で、不得意教科・単元なら、2週間前からでは遅いですし、逆に得意教科・単元のワークは3回繰り返す必要はないと思います。
まあ、子どもの場合、「やらなくていい」なんて言ったら、楽をしたいので大喜びするかもしれませんが、それでも日々、「これは本当に必要なのだろうか?」を自問自答することが大切だと思います。