[2018年3月2日]
昨日、今日とものすごい風が吹いていますね。昨夜は一晩中あちこちでガタガタ、バタン、ギシギシとうなり声をあげてたので、あまりよく眠れませんでした。
県内あちらこちらで電柱が倒れたり窓ガラスが割れたりと被害が出ているようですが、皆様の周りは大丈夫でいらっしゃいましたか?今夜には落ち着き、明日は暖かくなるようです。日中の日差しや夜風に春の訪れを感じるようになりましたが、本格的な春はまだまだなようですね。今年は寒かった分だけいつもより春の到来が待ち遠しい毎日です。
さて、早いものでもう3月。『今月の一言』を紹介したいと思います。
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公立高校入試まで残り5日。連日、『高校入試直前講座』で中3生が頑張っています。この最後の最後、ゴール直前が一番辛く苦しいんですよね。不安、焦り、様々な気持ちが交錯する中、天候も荒れ、精神的にも肉体的にも本当に厳しい時期かと思います。そして、それは受検をする子どもたちだけでなく、見守っていらっしゃる保護者の方も辛く苦しい日々かと思います。そんな中ですが、昨日の授業では、「この最後の今だからこそ、とことん追い込んで今までの人生で最高だといえるぐらい勉強をしなさい」とムチ打ちました。親ではなく、塾の講師だからこそ言える厳しい言葉ではないでしょうか。
人生に何度となく訪れるターニングポイントにおいて、『精一杯のことをして臨むことが出来るかどうか?』は結果を左右するだけでなく、その一大イベントそのものの意味を変えると思います。
同じ『合格』でも、精一杯努力した上でなのか?何となくいつもの延長線上で気づけば入試当日だったなんて過ごし方でなのか?は全くの別物です。一つ一つの試験の結果は合格か不合格の2通りしかありませんが、人生はそこでゴールとなるわけではなく、その先に新しい日々が必ずやってきます。その新しい日々がより実りあるものとなるかどうかは、一つの結果を『どう努力して出したか?』ではないでしょうか。
受検生の皆さん、『あの時にもっと〇〇しておけば・・・』という思いは誰もが経験するものではありますが、高校入試は皆さんにとって、自分の進路を自分の力で決定する初めての経験となるものです。その『はじめの一歩』だからこそ、大切にしてもらいたいと思います。
1週間後の今日、「もっとやっておけば良かった・・・」と、どれだけ思ってもどうすることもできませんよ。
この先も様々なハードルがあるでしょう。その一つ一つに対して逃げたりあきらめたりすることなく、乗り越えていくだけの「強さ」をもって頑張っていってもらいたいと思っています。今はとにかくつらい辛い・・・かもしれませんが、皆さんが成長できるビッグチャンスでもあるのです。最後まで一緒に頑張りましょう!!