[2018年3月5日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週、高校入試の最終倍率が発表荒れ、いよいよ今週本番を迎えます。
倍率が下がった学校を受検する子は、ちょっと安心した顔をしていましたが、逆に倍率が上がった学校を受検する子は不安そうな顔をしていました。
先週のブログでも書きましたが、ここまで来たら周りのことは関係ない。自分がやるべきことをきっちりやったかが評価されると思って試験に臨んでほしい。
昨日の日曜日で、中3受検生の授業がすべて終了しました。
先週1週間は他の学年を休みにして、中3受検生のみの『高校入試直前対策講座』を行ったのですが、
「この子がこんな問題が解けるようになったのか」等、新しい発見もあり、みんなしっかり勉強しているんだなあということがよくわかりました。(当たり前ですが・・・)
上位校を目指す子は、この時期、家では難しい問題ばかり取り組んでしまう傾向がありますので、塾では『こんなこと こんなこと できますか?』というような基本的な問題を中心に解かせました。
(数学ならば、解の公式、球の体積・表面積、階級の幅、2乗に比例する関数の変域、・・・)
案の定、ボロボロミスする子が続出。
いい復習になったと思います。
難しい問題ができなくてもあまり後悔しませんが、「あーこれ見たことある」的な問題ができないとすごく後悔します。
特に最初の国語や数学でこのような後悔をすると最後まで引きずってしまいますからね。
受検で失敗する子のほとんどが、「最初の国語ができなかった」ということを言います。
おそらく、できなかったのは国語だけでないはずなのに、国語の失敗が最後まで頭の中から離れなかったのでしょう。
入試では何ができたかよりも何点取ったかが大事。
解けもしないような問題に時間をかけるよりは、解けた問題を何度も見直すことが大事だということを覚えておいてほしい。
腹の立つこともありましたが、もうこれでおしまいと思うとやはり寂しいですね。(受検生はこれからが本番ですが・・・)
全員合格してほしいというのが正直な気持ちですが、こればかりは他の子もがんばっていますからね。
どうがんばっても実力以上の力は出せませんが、実力通りの力を出せれば、必ず全員受かると思っています。
自分の力を信じで試験に臨んでほしい。
授業が終わってしまったので、もう我々にできることは『祈る』ことぐらい。
試験の日には『合格祈願』に行って、最後の応援をしてきたいと思います。