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啓新セミナー

[2018年4月9日]

新年度スタート

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

例によって、春期講習期間中は授業開始時間が早いということで、ブログの更新をさぼっていましたが、今日からはまた毎週きちんと更新していこうと思います。よろしくお願いします。

春期講習期間中は、日々の授業準備に加え、新年度の準備、それに、新規生の体験授業があり、毎日目が回りそうなほど忙しかったのですが、毎日すごく充実していました。

春期講習の中学生の理科・社会の授業は、学習内容よりも、『ワークの使い方(家庭学習のやり方)』の再確認に重点を置いて指導しました。
「ワークをきちんとやる」、すなわち、「わからないところをわかるようにする」ことができれば、必ず成績は上がります。
子どもたちのワークのやり方を見ていますと、さすがに、答えをただ写すだけの子はいませんでしたが、間違えた問題の解説を読んで、それを写すだけで終わっていました。
もちろん、解説を読んで写す(できれば、自分でまとめられるようになればもっといいですが)ことは、大切なことですが、さらに、教科書や資料集で確認することもしなければいけません。
教科書や資料集には、『文字』だけでなく、『図や写真やグラフ』が載っています。
ただ『文字』だけで覚えるよりも、『図や写真やグラフ』を見ながら覚えた方がはるかに覚えられます。
イメージって大事ですからね。
今までの勉強に方法に、ぜひ、『教科書や資料集を確認する』ことを加えてください。
多少勉強時間は長くなりますが、理解力は格段に上がります。


プライベートなことですが、うちの息子がこの春から小学1年生になるので、一緒に小学校の予習を始めました。
『予習』と言っても、どんどん先に進ませることが目的ではなく、今のうちに『きちんと』勉強する習慣を身に付けさせることが目的。
ですから、まずは、鉛筆の持ち方や姿勢をきちんとする。
それができてやっと教材(プリント)学習へ。

プリント学習の目的は、『たくさん』やることよりも『きちんと』やること。
なので最初にやることは名前と日付の記入。
そして、問題文を声に出して読ませる。
それから問題に取り掛かるのですが、次のような問題を解くとき、

? 2+3     ? 1+4
? 4+2     ? 5+1
? 6+2     ? 4+3

うちの子は、?→?→?→?→?→? という順で解いていましたので、必ず番号順に解くように言いました。
とにかく『きちんと』です。

また、たし算をするときに、手(指)を使って数えようとするので、手は使わずに、おはじきを使って数えるように言いました。
これは、高学年になっても手を使って数える子を何人も見ていて、高学年になって手を使わせないようにするのはたいへんだからです。
小さいころに手を使って数えることを覚えると、それが癖になってしまいますからね。
手を使って数えるのをやめさせるのなら、最初から手を使わせなければいい!

さらに、おはじきも『きちんと』使わせています。
うちの子だけなのかもしれませんが、2+3 という計算を、おはじきを左側に3個、右側に2個置いて数えていましたので、左側に2個、右側に3個置かなければいけないと言いました。
小さいことなのかもしれませんが、とにかく『きちんと』を徹底したいと思っています。

こんな風にやっていますのと、1日1枚終わるかどうかという状況で、なかなか先に進まないのですが、とにかく『たくさん』よりも『きちんと』を意識してやっていきたいと思っています。

これから学校が始まりますので、どれだけ時間が取れるかわかりませんが、1日10分でも15分でもいいので、しっかり側について一緒に勉強していきたいと思います。

また、私の個人的な考え・やり方で恐縮なのですが、このブログを通じて進捗状況を定期的に報告して、私と同じように小学校低学年のお子様をお持ちの方(特にお父さん)の勉強のやり方の参考になればと思っています。


新年度がスタートしました。
心機一転、皆様のご期待に更に応えられるように精一杯指導してきますので、今年度もよろしくお願いいたします。