[2018年5月14日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
一昨日の土曜日から、中学生・高校生対象の『定期テスト直前対策講座』が始まりました。
時期的に中学生の中間テストにはまだ早いので、参加するのは高校生だけかと思っていたら、中学生もたくさん参加してくれました。
中学1年生にとっては初めての対策講座。
土日の朝9時から、しかも、普段の授業よりも長い3時間。
さすがに集中力が続かず、あくびをしたり、体がゆらゆら揺れたりする子がいました。
まあ、誰でも最初はこんなもんですね。
何回か参加するうちに慣れてくれるでしょう。
そう考えると、中学2・3年生、高校生の集中力はたいしたものです。
与えられた課題を黙々とこなし、3時間があっという間に過ぎました。
テレビやパソコン、スマホなどの勉強の妨げになるものが無ければ、子どもたちは長時間集中して勉強できるのですね。
こどもたちの『わかりません』を解決するのが我々塾の講師の仕事です。
でもその『わかりません』という子の中には、(わざとではないのだけど)無意識に、自分で考える・調べる・工夫することをやらずに、噛み砕いて口で説明してもらいたがる子がたくさんいます。
口で説明するのは簡単なのですが、それでは子どもたちが自分で考える・工夫することをいつまでたっても覚えず、結局は『わかりません』がなくなりません。
なので、子どもたちが『わかりません』と言ったら、数学の場合は「まずは解答・解説を写してごらん」という指示を出します。
ここで大切なのが「読んでごらん」ではなく「写してごらん」と言うこと。
(読んだだけで理解できたり、覚えられたりしたら苦労しません)
自分が古い人間だからなのかもしれませんが、何でも書きながら考え、書きながら覚えなければ頭に入らないと思っています。
解答・解説を写しながら考えると、大概の子は説明しなくても自分で理解できますし、全部理解できなくても、半分くらいは自分で理解できます。
半分も理解できれば、最初から最後まで全部説明してもらうよりずっとましです。
現在は、パソコンやスマホでも勉強できます。
もちろん、移動時間やちょっとした隙間時間にチェックするというような使い方ならいいのですが、すべての勉強をパソコンやスマホで済ましてしまうのはどうなのかな? と思っています。
やっぱり自分の手で書かないとね。
手を使って勉強しましょう!
先週、息子のクラスで初めての『テスト(算数)』がありました。
さすがに1回3時間ではないですが、テストに向けてきっちり『テスト対策』を行いました。
でも息子は、「いちばんおおきなかずは?」という問題に、一番小さな数を書いたり、「あてはまるかずだけ〇をかきなない」という問題に、数字で書いたり・・・
親に似たのか、問題文をきちんと読みません。
塾の子どもたちにはいつも「問題文をよく読むように」と言っているのですですが、自分の子に徹底できていませんでした。
反省です。