[2018年6月25日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の日曜日から、高校生対象の『定期テスト直前対策講座』が始まりました。
どの学校もテスト範囲が中間テストに比べて広いですね。
(しかも難しくなっている)
高校数学の場合、単に答えがあっているかどうかだけでなく、例えば、「aは0以上の数だから・・・」とか「xは実数なので・・・」とか「mとnは互いに素だから・・・」というような条件を書かないと正解になりません。
ここが小中学校との大きな違い。
小中学校では〇になっていた書き方も、高校でも○になるとは限らないのです。
(むしろ×になることの方が多いでしょう)
こういう条件をきちんと書けるようにするには、教科書や参考書の解説をきちんと読んで理解することです。
教科書や参考書の解説には、無駄な文言は1つもありません。
全て必要だから書いてあるのです。
(なぜ必要なのかも必ず書いてあります)
これを自分の判断で省略したりすれば当然×(または△)になります。
小中学校の頃は、例えば、1時間勉強した場合、50分問題を解いて10分で〇付け、みたいな感じだったかと思いますが、高校生になったら30分問題を解いて30分で〇付けをするくらいの感覚でちょうどいいかと思います。
ただ、急に「解説をよく読め」と言われても、今まで解説を読んだことがない子にはピンと来ないかと思います。
『解説を読む』。これも習慣です。
やはり、小中学校の頃から『きちんと解説を読む』=『きちんと〇付けをする』ことを徹底したいですね。
解説には、勘違いしていたことや自分の知らない解き方など、新しい発見がたくさんあります。
これを読まないなんてもったいない!
解説をじっくり読んで完全な解答を目指しましょう!!
(もちろん、じっくり読んでわからないことは必ず聞きに来ましょう)