パソコン版を見る

啓新セミナー

[2018年7月13日]

夏休みに向けて・・・

今年は例年より2週間ほど早い梅雨明けとなりましたね。つい先日、ブログで「梅雨らしい天気」なんて言っていたのに・・・。今日は各地で猛暑日となっているようです。実家のある岐阜は37℃の「酷暑」だとか・・・恐ろしい暑さです。お盆の帰省を思うと憂鬱です。

新潟の今日は暑さはあるものの風もあり、少しジメッとはしますが、まだ過ごしやすい1日でしたね。とはいっても、朝からエアコンをつけた中で生活をしているので、今年は電気代を心配するなが〜い夏になりそうです。

さて、間もなく夏休みを迎えます。小学生も中学生も1年で一番長いこのお休みは、様々なことを体験するのにとても良い期間ではありますが、たくさんのお楽しみとともに、しっかり勉強もしてもらいたい期間でもあります。

小学生さんは、1学期で学習した内容の復習については学校から出される宿題のドリルで取り組むことが出来ますので、7月中に終わらせられるように取り組み、8月は前学年の復習を行うことをおススメいたします。学習したその時はよくできていても、忘れてしまうのが当たり前です。定期的にきちんと以前に学習した内容の復習をすることが大切ですが、学校があるときはなかなかそのような時間をとることが難しいかと思います。

現在6年生ならば5年生の、5年生ならば4年生のワークやドリル等を活用してしっかり復習できるととても良いのではないでしょうか?教科書の問題を問いたり、計算や漢字ドリルを解き直したり、とやり方は様々ですが、書店にも多くのワーク・ドリルが売られていますので、そういうものを活用しても良いと思います。小学生の後半の学習は、中学の学習に直結する内容ばかりですので、本当にわかっているのか?ちゃんとできるのか?を確認する意味でも取り組まれると良いですね。

中学生さんは、夏休み明けに期末テストがある学校が多いため、この期間の学習が前期の成績=内申に大きく影響を及ぼします。中には8月末にテスト実施の学校もあるため、試験範囲のワークが夏休みの課題となる学校も少なくありません。提出日にきちんとした形で提出物が出せるように、いつまでに何をするのか?をしっかり決めて取り組む必要があります。

特に中学3年生にとっては勝負所となるお休みとなります。1・2年生の範囲の総仕上げはこの期間でやり切ることがベストです。

勉強は『今できないこと』はほおっておいて勝手にできるようになるわけではありません。ある時に急に目覚めたように出来る!なんて奇跡はありません。『今できないこと』を『今解決する』という姿勢が大切です。高校入試まではカウントダウンです。残された時間は日々減っていくのです。

楽しくない勉強をしていると、どうしても自分よりやっていない子や自分より成績が低い子を見て安心する子がいます。しかし、大切なのは自分と同じような高校を志願している子が何をしているか?です。『15の選択』であきらめや妥協を覚えるのではなく、困難に打ち勝って夢をつかむことを覚えてもらいたいと思います。大変な思いをしているのは自分だけではありません。ぜひ、この夏、ステップアップできるよう、頑張ってもらいたいと思います。