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啓新セミナー

[2018年7月16日]

できるまでやる

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

新潟市で『水と土の芸術祭』が始まった。
『芸術』はまったくわからないのですが、息子が学校で『パスポート』をもらってきたので行くことにしました。
息子も私と同じで、芸術はまったくわからないのですが、『スタンプラリー』がおもしろいようで、喜んで回っていました。
新潟市内のいろいろなところが展示会場になっていて、しかも68か所もあるので、気が遠くなりますが、夏休みの思い出として、必死に回ってみようと思います。

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現在、中学3年生が『平方根』を学習しています。
中学生にとって『平方根』は難しい!
何回やってもできない問題としては、
 ? 「2は?」と聞かれて「√2」と答えてしまうこと。
 ? 「√12は?」と聞かれて「2√3」がすぐにでないこと。
 ? 「(√5+3)2 (2乗)」等の展開ができないこと。
です。
どれも、毎週毎週やってもできない子が多い。
考え方・やり方はいくらでも教えるが、それを身に付けるのは子ども(本人)次第。
これらの問題は、漢字や英単語と同じで、できる(覚える)まで繰り返し何度も演習するしかないのです。
もちろん、1回でできるようになる子もいますし、10回やってもできない子もいます。
じゃ、10回やってできなければどうするか? 
20回やる。
20回やってできなければどうするか?
30回やる。・・・・
つまり、できるようになるまで繰り返すしかないのです。

これと同じことが中学2年生にも言えます。
2年生は『連立方程式』を学習しています。
連立方程式の計算問題を宿題に出すと、答えが変な分数になってしまうからと言って、途中で計算をやめてしまう子がいます。
なぜできるまでやらないのか?
変な分数になったら、自分の書いた途中式を見直して、どこで間違えたかを検証して、もう一度解き直せばいいのです。
たったそれだけなのです。
『できるまでやる』という習慣が身に付いている子とそうでない子は見ればわかります。
『できるまでやる』という習慣が身に付いていない子は、自分で〇付けをさせると、解答を見て『わかった気』になって終わってしまい、何度も同じ間違えをしてしまうのです。(つまり、何も身に付いていない)

来週から『夏期講習』が始まります。
今年は『できるまでやる』ということをテーマに指導していこうと思います。
まあ、子どもたちからはやな顔をされますが、心を鬼にしてがんばります!

<お知らせ>
来週から『夏期講習』が始まりますので、ブログの更新はしばらくお休みさせていただきます。
8/27(月)から再開します。

<通年受講生の皆様へ>
7/23(月)から8/25(土)までの期間は、『夏期講習』となりますので、『夏期講習の時間割』をご確認ください。
※7/23(月)から7/28(土)までの期間は、『通常授業』もありますので、お間違えのないようにお願いいたします。