[2019年1月21日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
1月に入り、新年度についての問い合わせや体験授業のお申し込み、中にはすでに入塾の申し込みをされた方もいます。
ありがとうございます。
新入塾生には最初の授業でワークを渡しています。
ワークを渡したらその場で名前を書いてもらうのですが、そこでその子の能力と言うか姿勢、取り組み方みたいなものがわかります。
「名前は、ワークは裏にネームペンで書いて、(別冊の)解答は表に鉛筆(シャーペン)で書いてね」と言う指示を出します。
書き終わった頃に見に行くと、ちゃんと書けている子もいれば、ワークにしか書いていない子、両方ともネームペンで書いている子もいます。
たかだか「名前書き」ですが、そこから普段、人の話(指示)をちゃんと聞いているか? 指示通りに行動することができるか? がわかります。
ほとんどの子が思うような成績が取れなくて塾に来ます。
ですから来た時の成績というのはみんな同じ。
でも、すぐに総合点が50点以上UPする子もいれば、あまり変化がない子、むしろ成績が下がってしまう子に分かれてしまいます。
その違いは、今まで成績が悪くても、人の話をちゃんと聞いて、指示通りに動けるかどうか。
人の話をちゃんと聞き、指示された通りに動ける子はすぐに結果が出ます。
反対に、人の話は聞かず、自分勝手なこと(自分に都合の良い解釈)をする子は、まったくと言っていいほど成績は上がりません。
今年最初のブログに「今年は子どもたちに考えさせるようにしたい」と書きましたが、自分で考えて行動することと自分勝手な行動することは違います。
「自分で考えて行動する」ことができるのは、人の話をちゃんと聞いて、指示通りに行動することがきちんとできる子だけ。
人の話も聞けない子に、自分で考えることなんてできるわけがありません。
これは勉強だけでなくスポーツにも言えることだと思います。
まずは人の話をきちんと聞いて、言われたことを言われた通りにやりましょう。
「新年度の準備をしなければ」と思いながらも、今もせっせと第一高校の過去問の模範解答づくりをしています。
私立高校対策が終われば、期末テスト対策。それが終われば公立高校対策。
新年度の前に、まずは目の前の子どもたちがきちんと結果を出せるように指導することですね。