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啓新セミナー

[2019年2月22日]

『振り返り』をする

2月も下旬を迎え、今日は暖かい日差しが嬉しい日ですね。このまま暖かい春に・・・と思うのですが、新潟の冬はそんなに甘くないですかね(^_^;)。もう1回ぐらいは雪が降るかもしれませんね。とは言っても、春まであともう少し、楽しみに待ちたいですね。

昨日、公立高校の倍率が発表されました。新潟商業の国際教養科の倍率には少し驚かされましたが、他は大体例年ぐらい、予想通りの倍率でした。倍率が発表され、入試本番が近付いてきていることをひしひしと感じますね。

塾生の反応はというと、どの子も落ち着いてこの倍率を受け取っているようで、一安心です。今週の授業では、1月に実施した統一模試のやり直しノートを提出してもらっていますが、どの子のノートも最初の時からは想像もつかないほど、ブラッシュアップされていて、素晴らしいノートを作ってきていました。それぞれのノートを見ると、塾生一人ひとりの成長を感じますね。今の頑張りが『合格』へと繋がることを切に願うばかりです。

また、今週は上山中の定期テストの答案返却も始まりました。今回は1年生も2年生も理科・社会がネックとなったようで、理社の結果が順位を大きく左右しそうです。単元内容が難しかったということもありますが、基本的な言葉の意味をちゃんと理解できていたのかな?と思うような子が多くいました。学校のワークの課題範囲が全体的に多かったからかもしれませんが、テスト前にワークの解答欄をうめるのに必死だった子は、やはりそれなりの点数しか取れていませんでした。

また、理科では計算が多く出題されてたから・・・という子が何人かいましたが、それほど特殊な計算力を必要とするものではありませんでした。小学生の算数で学習した計算式を使ったり、基本的なグラフを読み取ったりするようなものでしたので、小学生からの基礎学力の不安定な部分が表れたと思われます。

英語では1年生の殆どが90点以上で、やはり毎週の単語・本文小テストを丁寧に取り組んできた結果が出たと思われます。英語は単語や基本例文がどれだけ蓄積されているかで、得点できる幅が決まってきます。普段の授業で追試を繰り返している子は、高得点をとれていません。1年生までの英語は、日々の「教科書の音読」「単語・本文練習」が肝となります。そうした日日の取り組みがいかに大事であるか?を実感させられる結果でした。

テストが終わり、子どもたちは少し解放感に浸っているようですが、答案が戻ってきた今が大切です。何が良くて何がいけなかったのか?自分の取り組みと答案から目を背けることなく、しっかり振り返りをしてもらいたいと思います。

年度末に近づき、何となく浮き足立つこの時期ですが、次回のテストでは、前学年の3月に学習した内容もテスト範囲となります。ここからは、部活動も活発化しますし、春休み、そしてゴールデンウィーク(しかも今年は10連休!!)と、どうしても勉強から遠のきがちになってしまいます。しかし、次のテストまで3ケ月!!今の反省を忘れずに、やるべきことをきちんとして過ごしてもらいたいと思います。