[2019年3月4日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先週、公立高校入試の最終倍率が発表され、いよいよ今週本番を迎えます。
先週も書きましたが、ここまで来たら倍率は関係ない。
何が何でも受かりたいという強い気持ちを持つことと、最後の最後まで計画通りに取り組むこと。
それとあとは『体調管理』です。
体の具合が悪いと試験に集中できません。
試験に集中できなければ力を発揮することなどできるわけがありません。
体調管理も大事な受験勉強。
食べすぎ、飲みすぎ? に気をつけ、この期に及んで夜遅くまで勉強するような愚かなことはしないように。
昨日の日曜日で、中3受験生の授業がすべて終了しました。
先週一週間は他の学年の授業を休みにして、中3生のみの『高校入試直前対策講座』を行ったのですが、
「この子がこんな問題が解けるようになったのか」等、ここにきて新しい発見もあり、みんなしっかり勉強しているのがよくわかりました。(当たり前ですが・・・)
入試が近くなると難しい問題ばかり取り組んでしまう傾向がありますので、対策講座では基本的な問題を中心に解かせました。
案の定、解の公式を忘れていたり、示相化石と示準化石を間違えて覚えていたり、アフリカの国境線がなぜまっすぐなのかを説明できなかったり、・・・ ボロボロミスする子が続出。
いい復習になったと思います。
難しい問題ができなくてもあまり後悔しませんが、「あーこれ見たことある」的な問題ができないとすごく後悔します。
特に最初の国語や数学でこのような後悔をすると最後まで引きずってしまいますからね。
受験で失敗する子のほとんどが、「最初の国語ができなかった」ということを言います。
おそらく、できなかったのは国語だけではないはずなのに、国語の失敗が最後まで頭の中から離れなかったのでしょう。
「国語は失敗して当たり前!」「国語は失敗するものだ!」ぐらいでちょうどいいのです。
また、入試では何ができたかよりも何点取ったかが大事。
解けもしないような問題に時間をかけるよりは、解けた問題を何度も見直すことが大事だということを覚えておいてほしい。
みんなここまでほんとうにがんばってきましたので、全員合格してほしいというのが正直な気持ちですが、他の子もがんばっていますからね。
どうがんばっても実力以上の力は出せませんが、実力通りの力を出せれば、必ず全員受かると信じています。
試験の日までは緊張して眠れない日が続くと思いますが、ここまできたら開き直って、試験を楽しみに待つぐらいの余裕を持って臨んでください。
授業が終わってしまったので、もう我々にできることは『祈る』ことぐらい。
『合格祈願』に行って、最後の応援をしてきたいと思います。