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啓新セミナー

[2019年4月12日]

勉強のトリセツ

新学期が始まりました。小学生さんや中学1年生さんは、新生活スタートということで、気持ちも新たにわくわく・ドキドキの毎日かと思います。新中学2・3年生さんは、部活動が活発になってきているせいか、夜の授業時はちょっとお疲れモードな感じもしますね。

今年は4月に入っても寒い日が続いているので体調管理が難しい毎日ですが、今年度も元気一杯、頑張ってもらいたいと思います。

さて、今年度からは恒例の『今月の一言』をリニューアルして、より実践的な内容を子どもたちに伝えたいと思い、『中学の勉強のトリセツ』から、色々な言葉を紹介していきたいと思います。
img1 『中学の勉強のトリセツ』梁川 由香著 Gakken出版

今月紹介するのは・・・↓     ↓     ↓
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勉強もスポーツも仕事も、何をするにしても最も大切なのは、目の前のことに向かう『情熱』ではないでしょうか?日々の学習やトレーニングにおいて、ただ何となく「やっているだけ」の行動では、結果に繋がりません。そして、「やればできる」と、自分を信じることができなければ、その『情熱』もすぐに消えてしまうこととなります。

確かに、勉強は今日がんばって明日に結果が出るような簡単なものではありません。だからといって、「どうせやっても・・・」とか「自分には無理・・・」と諦めてしまって本当にいいのでしょうか?私は自分が運動が苦手なので特に思ってしまうのですが、運動能力は持って生まれた身体的な資質が多分に影響するのだと思います。

しかし、学力はあきらめることなく取り組むことで必ず向上するものです。どの子にも得意な教科や不得意な教科はあります。しかし、中学までの学習は、きちんと取り組んだらそれだけの結果がちゃんと出るものです。

今、苦手だから・・・とか、難しいから・・・とか、めんどうだから・・・と言って、勉強からにげてしまえば、自分の行きたい高校への道を閉ざすことになります。高校入試が人生の全てではありませんが、少なくとも、自分が選択して歩む人生の第一歩となるのは間違いありません。その第一歩をあきらめや妥協で踏み出してほしくないというのが、私の子どもたちに対する一番の思いです。

新年度が始まったばかりです。今までダラダラしていた人や、思うように勉強をしていなかった人も、反対にちゃんとやっていた人も、この始まりの時を、『自分には出来る』という前向きな気持ちを持って歩み始めてもらいたいと思います。さあ!!今年度も一緒に頑張りましょう!!!