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啓新セミナー

[2019年4月22日]

きちんとまねをする

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

数学が苦手だったのに、ここにきてよくできようになったこがいます。
よくできるようになった一番の要因は、『きちんとまねをする』ようになったことだと思います。
当塾では、パソコンの映像解説を聴いてから問題演習に入ります。
パソコンの解説はゆっくりと丁寧にとてもわかりやすくなっています。
当塾では学校の予習が中心ですので、解説の通り解かなければ正解するはずがありません。
初めて習う単元でも一発で正解する子というのは、解説の通りに解いている子。
解説をいい加減に聴いて、自己流で解いている子はなかなか正解しませんね。

中学1年生は中学数学の授業が始まってまだ1か月も経っていないのに、もう四則混合計算まで進んでいる子もいれば、ひき算で止まっている子もいます。
1年生なのでみんなやる気はあります。
でもやる気があってもきちんとまねできなければ進みません。
ひき算で止まってしまう子は、「ひき算はたし算になおしてから・・・」という解説を忠実に実行していないのです。
それでもなんとかひき算をクリアすると今度は加減混合問題。
解説で「まずたし算の式になおして、次に+(たし算)と(   )を省いて・・・」と言っているのに、それに従わずに自己流でやってしまう。
結果、(−3)+(−5)−6−(+4)=+3+5+6−4 などと訳の分からない式になってしまう。
(こうなるとまた最初にたし算に戻らなければなりません・・・)

なんの説明もなくただ「解け」と言われたならまだしも、解説があるのだからその通りに実行すればいい。
中学1年生で解説の通りにしない子というのは、性格もありますが、小学生の時、算数が得意だった子に多いですね。
小学校の算数は、たすだけ、ひくだけ、かけるだけ、わるだけの問題がほとんどですから、説明を聞かなくても自力(自己流)で解けてしまいます。
なので、説明を聞く、まねをするという習慣が身に付いていないのです。
最初に書いた、ここにきてよくできるようになった子も最初は自己流でやっていたので、ボロボロでした。
(1年かかりましたがほんとうによくがんばったと思います!)

どんな世界でも、何かをきちんと習得したいのなら、まずは徹底的にまねすることだと思います。

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<お知らせ>
4/28(日)から5/5(日)まで、ゴールデンウィークのため、授業はお休みとなります。