[2019年10月11日]
10月も中旬を迎えましたが、今年は本当に台風の多い年ですね。先週末に続き今週末も大型の台風がやってきます。先週の金曜日は小・中ともに授業をお休みさせていただきましたが、明日の土曜日も16:00〜18:25・19:00〜21:25の2コマを休講とさせていただくことにしました。
保護者の皆様には予定を変更していただくこととなり、大変申し訳ございませんが、お子様・そしてご送迎いただく保護者の皆様の安全を第一にと考えました。
今回は、相当大きな台風と言うことですが、台風の影響をあまり受けたことがないため、何をしたら良いものか??と今日は朝から、“一応”対策となるかな??と思い、防災グッズを買いに走りました。台風による大きな被害が出ないことを祈るばかりです。皆様もどうぞお気をつけてお過ごしください。
2学期制の学校では前期の授業が終了しました。中学校によっては今、秋休みとなっているところもあるようで、今日は出かけるとあちこちで中学生を見かけました。近くの本屋でも塾生に遭遇しました(^-^;。 次の定期テストまで残り1か月ほどですので、しばしのお休みを満喫し、テストに向けて英気を養ってもらいたいと思います。
今週は、小学6年生の保護者の方から、『子どもがスマホを欲しがっているけど・・・』というお話を伺いました。昔と違い、『中学に入ったらスマホ』という時代が来ているのでしょうか?
都市圏ほどではありませんが、年々スマホの所持が低年齢化しているようですね。子どもたちは、ゲームでもスマホでも欲しがる時には必ずと言っていいほど、『みんな持っている!!』と言いますね。そんな風に子どもから言われたら、「うちの子だけ仲間外れになるのでは??」と思い、しぶしぶ買われる方が多いようです。
スマホを持たせるかどうかは、それぞれのご家庭の判断だとは思いますが、中学生でスマホを持っている子は増えてはいるものの、子どもたちが言うように、『みんな持っている』というのは違うと思います。
実際、うちの塾に来ている子の多くはスマホを所持していません。『スマホデビューは高校生から』というご家庭が多いようです。中には、携帯型のゲーム機なども持たせていないご家庭もいらっしゃいます。
子どもたちが言う『みんな』は、本当にクラス全員というような『みんな』ではなく、そのお子さんの周りにいる数名を指していることが殆どです。スマホを持っている子がうらやましいと思う子は、持っている子をわざわざ探し出して、『〇〇ちゃんが持っている』と報告をします。ですので、あまりお子さんの言う『みんな』を信用しない方が良いのでは?と思います。
私個人としては、正直言って、あまり早い内に携帯ゲーム機やスマホを持たせることは賛成ではありません。理由は2つあり、、その一つ目として、今、ゲーム機もスマホもめちゃくちゃ高価な品物じゃないですか?スマホなんて、下手したら10万近くするものもありますよね。自分自身が持つのも躊躇してしまいます。それほど効果の品物が子どもたちにとって、本当に必要不可欠なものか?と疑問に思うからです。
2つ目として、中学生ぐらいのスマホによるトラブルを数多く見てきたからです。ラインやメールなどから発生する友人間のトラブルや、スマホ使用によって学習時間が減ったり、学力が低下したりなど、学年が低ければ低いほど依存度が高くなるようで、スマホに関する保護者の方からの相談は本当によくいただきます。
これだけ、様々な機器があふれた現代で、自分の家の子だけをそうしたデジタル機器から隔離するように育てていくことは困難かと思います。しかし、様々な機器を持たせたときにどんなリスクが生じるか?をまずは保護者の方がしっかりと勉強しておくことこそが必要不可欠なのではないでしょうか?スマホ所有に関する家庭内でのルール決めよりも前に、スマホを所持することの良い点と悪い点を把握したうえで、持たせるかどうかを考えることが順序かと思います。
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お子さんがスマホを欲しがったら、是非読んでみてください。その上で持たせるかどうかを検討されてはどうでしょうか?