[2019年10月21日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
算数・数学で、「計算ミスが減らない」「問題文の読み違いをする」という悩みを抱えている子はたくさんいます。
お家の方も頭が痛いですよね。
ではどうしたらミスが減るのか?
まずはお子様が本気で「直したい!」と思っているかどうか。
お子様自信が本気でミスをしたくないと思わなければ絶対に直りません。
本気で直したいという思いがあるのならば、さっそく行動に移しましょう。
まずは、自分はどういう間違い・ミスをしがちなのかを検証してみてください。
中学生や高校生になっても計算ミスする子は多いのですが、そういう子たちは、変な『癖』がついています。
例えば、3×7(さんしち)=22 とか、7+8=16 というふうに無意識に間違えて覚えてしまっているのです。
なので、〇付けのときに、答えが合っている・間違っているかを確認するだけでなく、自分がかいた途中式を見直して、自分がどういう間違いをしやすいかを確認するのです。(途中式をかかないなんて、もうその段階でアウトです)
「12−5の答えを8とかいてしまうな」ということに気付いたなら、その計算が出たときに注意すればいいのです。
もちろん、中学や高校で、12−5がそのまま出ることはまずありませんから、例えば、134−56 というような計算にも注意が必要です。
あとは、(いつも言っていますが)手を使って解くことです。
算数・数学は、頭より目を使って考える教科だと思います。
頭の中だけで考えるのでミスをするのです。
計算ミス・問題文の読み違いをしたくなければ、目を使う、すなわち、可視化すればいいのです。
先日、よくミスをする小学生に、「問題文を読みながら、何がわかっていて、何をしなければいけないのかをメモしてから解いてごらん」と言ったら、↓ ↓ というふうにかきました。
その子なりに考えたメモです。
その子は、三角形や台形の面積を求めるときに、÷2 を忘れがちでしたので、このようにかいておけば、÷2 を忘れることはありません。(結果、テストは満点でした!)
まあでも、口で説明してミスが減れば、誰も苦労しません。
計算ミス・問題文の読み違いをなくすには、素直に人の言うことを聞いて、自分で工夫して行動するのみです。
さっそくやってみましょう!