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啓新セミナー

[2020年1月13日]

テレビばっかり

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

1月の授業が始まって1週間が経ちました。
冬期講習に毎日来て勉強していた子は、毎日来ていただけあって、きちんと内容が定着しています。
やはり継続してやることが大事なんですね。
人間の脳というのは何か情報が入ってくると、「覚えておかなければいけないこと」と「忘れてもよいこと」の2つに分類するそうです。
その2つの違いは、情報が入ってくる回数。
何度も何度も繰り返し入ってくると、脳は「これは大事なんだ! 覚えておかなければいけない!!」と判断し、1回限りですと「これはそんなに大事ではないんだ! だから忘れてもいいんだ!!」と判断するそうなのです。
人間の記憶力も容量が決まっていて、無限に何でも記憶できるわけではないですからね。
不要と判断されたものはどんどん削除されていきます。
不要と判断されないためにも継続してどんどん脳にインプットしましょう。
もちろん、継続する=毎日塾に来る という意味ではありません。
塾や学校で学習したことを毎日家できちんと復習すればいいのです。
塾や学校で解いた問題をもう一度解いてみる、該当単元のワークを解く、(理科なら)実験の流れ・結果をまとめるなど。
ノートをもう一度見直すだけでも違います。
とにかく「それっきり」にしないことです。


中学3年生が「公民」で苦戦しています。
令状とは? 天下りとは? 警察と検察の違いは? 郵便事業は国営?それとも民間? ・・・
わからないことばかり。
でも例えば「令状」なんてよくテレビドラマに出てきますよね。
(警察官が悪者の部屋に行くと、悪者が「令状持ってるんだろうな!」というワンパターンのセリフをよく目にするかと・・・)
それに郵便事業も最近はかんぽ生命保険の不適切販売問題がワイドショーや新聞をにぎわせているのに・・・
今の子はYou Tubeはよく見るようですが、テレビはあまり見ないようです。
昔は「テレビばっかり見て」と怒られたものですが、今はテレビぐらいは少しは見て欲しいですね。
ただ教科書で文字を追っても頭に入りません。
実際に映像でその言葉を使っている状況を目にした方が頭に入るのです。
テレビを見ましょう!
(限度はありますが・・・)