パソコン版を見る

啓新セミナー

[2020年1月27日]

わりきる

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

昨日の日曜日は中学生対象の「定期テスト直前対策講座」と「新潟第一高校対策講座」を行いました。
朝早くからみんながんばっていました!

「新潟第一高校対策講座」では、時間を計って過去問を解きました。
なんだろう? こんなにたくさん解けない問題があるにも関わらず、あせっている様子がまったくない!
あきらめているのだろうか? それともこんなに解けなくても受かると思っているのだろうか??
おじさんには理解できません。
確かに、私立が本命というわけではないですし、それにむやみに不安をあおる必要もないとは思うのですが、それでもねー という感じです。

必死さをまったく感じないのですが、それでもわからない問題は気になるようです。
そこはたいしたものです。
すごく難しい問題ばかりなので、解説を読んでもわからない。
わからなければ当然、質問にきます。
当たり前の流れですが、でも考えてみてください。試験は今週末です。
たった4・5日で、人にかみくだいて説明してもらった問題をきちんと理解して自力で解けるようになるとは思えません。
(おそらくまったく同じ問題が出題されても解けないでしょう)

まじめな子ほどきちんと理解しようとして家に帰ってから復習するのですが、結局は自力で解けなくて時間ばかりが過ぎてしますます。
試験が1年後とかせめて半年後ならば時間をかけて必死に取り組むことも大事ですが、すぐに試験というときでは、できない問題に時間をかけるより、できそうな問題に時間をかけるべきです。

解けない問題が気になるのはわからないではないですが、解説を読んでもわからない問題はわりきって捨てる。
解説を読んで理解できた問題を自力で解けるように努力すべきなのです。
それならば4・5日もあれば完璧にマスターできます。

合格したければ「わりきる」ことが必要。
それに、満点を取らなければ受からないというわけではないですからね。
残された時間を有効に使いましょう。