[2020年2月14日]
先週末と打って変わり、今週は毎日暖かいですね。やっと春来た〜!!と喜んでしまいますが、まだまだ喜ぶのは早いようです。なんと来週はまた雪だるまマークが・・・。
まだ2月ですからね。仕方ないですね。気温差が激しい上に、、コロナウィルス、インフルエンザと病気のニュースが毎日報道されています。手洗いうがいをマメにして、体調管理に気を付けて過ごさなければいけませんね。子どもたちだけでなく、保護者の皆様もお体を大切にお過ごしくださいね。
さて、2月からは、小6生の授業では算数だけでなく国語も中学の予習をしています。来月からは国語に加え、英語の授業も始めていく予定です。
国語の予習では「文法」を学習しています。既に、中1の前期の範囲を終わっている子もいれば、まだまだ最初の最初で四苦八苦している子もいます。国語はそれぞれの力の差がとても大きくなる教科ですので、当然なのですが、文法事項がすんなりと入っていく子とそうでない子では、当然ながら文章読解能力にも大きな差があります。
物語文でも説明文でも、「たくさん読書している子」=「国語のテストで得点できる子」では無いと思います。たとえ読書が嫌いであまり本を読まない子でも、一つ一つの文の構成がしっかりわかっている子は、文章のジャンルにもよりますが、正確に文章を読み解くことが出来ることが多くあります。
『読書』をすることによって、
・多くの言葉に触れることが出来る。
・様々な場面をイメージすることが出来る。
など、読書によって広がる世界があることだと思います。そうした経験を重ねることで、自分の興味関心を広げることが出来たり、普段の生活では触れられないような言葉や場面に出会えたりできます。
しかし、テストなどで出題される問題を解く力を付けるには、そうした「広がり」を持ったり、イメージ出来たりだけでは得点できるようになるわけではありません。文章を構成する一つ一つの文の主語・述語がわかる、言葉の係り受けがわかる、接続語の意味を理解したうえで前後の文脈を理解できるというような、「文法的知識」がなければ、設問に対応することが出来ません。
国語の学習は、【様々な文章に触れ、多くの世界や言葉に触れること】と、【一つ一つの文や文と文のつながりを正確に理解すること】が両輪となって進められることが理想だと思います。今、ほとんどの塾生が「ことばの学校」を受講しているので、毎週様々なジャンルの本を読んでいます。中には受講歴5年、読破した本100冊以上という強者も!!
長年培ってきた『読書経験』に、正確に読み解く「文法力」を身に着け、『国語最強』な生徒へと成長させられるよう、中学入学までの1か月を子どもたちと一緒に頑張りたいと思います!!