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啓新セミナー

[2020年2月21日]

ラストスパートで大切なのは・・・

今週は天気予報通り、寒い毎日ですね。とは言うものの、これが本来の新潟の2月なのでしょうが・・・。春一番も吹いたそうなので、一日も早く春を満喫したいものです。

さて、今週で中学3年生の通常授業が終了します。あとは来週の『入試直前講習』を残すのみとなりました。入試までのこりおよそ2週間、ここからが本当のラストスパート、今日の夕方には志願変更前の倍率が出ることもあり、今週の子どもたちはとても緊張している様子です。

今年の中3生では一番長く在籍している子は6年間一緒に過ごしています。私たちにとっても彼らを入試前、指導できる最後ですので全力でサポートしたいと思います。

最後の2週間、一番大切なことは、やはり『体調管理』です。子どもたちにはず〜っと言い続けてきていることですが、休みの日も含めて、とにかく一定のリズムで生活する、起床時間と就寝時間を一定にする、しっかり食べる、これに尽きます。

何をするにしても、体調が万全でなければ、最高のパフォーマンスはできません。今、持っている力の倍の力を出すことは出来ません。極度の緊張状態であれば、100%出すことすらままならないものです。出来るだけ、自分の持つ100%に近い力が出せるようにするためにも、体の調子を整えることを、子どもたちも、保護者の皆様も第一に考え、過ごしてください。

受検生の皆さんは、焦ってあれもこれも手を付けようとしないで、まず基本の漢字・単語練習をしてウォーミングアップ、そして、教科のばらつきが出ないよう問題演習をしましょう。この時、必ず『時間』を意識して。問題演習を通してできなかったところは基本に戻って、新研究などで単元復習をしましょう。得意教科もしくは苦手教科ばかりの偏った学習とならないよう気を付けましょうね。

 また、直前のこの時期に、どの教科でも言えることですが、特に数学では何十分考えても解けないような問題にひたすら取り組むのは時間の無駄です。入試の際、1問にかけられる時間はそれほど多くありません。大問全てが解けなくても、(1)だけは何とか解けるようにする―など、言葉は悪いですが、『捨てる』ことも大事です。

 今まで、統一模試の間違い直しノートを作成してきていますよね。そのノートを見直して、出来なかった問題を一つ一つつぶしていくことの方が、得点に繋がります。もう一度、自分のノートをしっかり見直しましょう。そして、一番大切なのは、『絶対合格したい!!』と強く願って日々過ごすことです。『雨だれ石を穿つ』という言葉がありますが、日々、思い続けることが合格へのカギとなります。私たちも一緒に皆さんの合格を日々願っています。残り数回の授業となりますが、一緒に頑張りましょうね!!