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啓新セミナー

[2020年2月24日]

文系教科と理系教科

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

今日は月曜日ですが、振替休日ですので、朝から中3受検生対象の『高校入試直前対策授業』です。
早いもので、中3生とはあと1週間のお付き合いです。
お互い悔いの残らない1週間にしたいものです。

中学生の定期テストが返却されました。
やっぱり? 英語や国語や社会のような文系教科はよかったが、数学や理科の計算問題のような理系教科は難しかったという結果でした。
文系教科は、教科書や学校のワークに載っていることをきちんと理解して覚えれば得点になりますが、理系教科は、教科書やワークの問題がそのまま出題されませんので、なかなか得点できません。
理系教科は、Aという知識とBという知識を工夫・活用して、Cという問題を解くようなイメージです。
Aという知識とBという知識がそのまま出題される文系教科とは大きな違いです。
ですから、文系教科と理系教科とで勉強方法を変えなければなりません。
文系教科は、教科書やワークからそのまま出題されることがほとんどですので、教科書の音読・要点まとめをし、学校のワークの問題を理解して、間違いがなくなるまで繰り返しやれば大丈夫ですが、理系教科は、文系教科の勉強に加えて、応用力・活用力をつけるために、教科書や学校のワーク以外の問題にも取り組まなければならないのです。
教科書や学校のワーク以外の問題に取り組むということは、それだけ時間がかかります。
理系教科は文系教科の倍くらい時間をかけなければならないのです。
でも、ただでさえ嫌いな数学や理科。
ですから、
嫌いだからやらない→やらないからわからない→わからないからなおさらやりたくない→・・・
という負のスパイラルに陥ってしまって、テストまでに教科書を1回読んでワークを1回やるだけでやっと、という状態の子がほとんどなのです。
これでは絶対に理系教科の成績は上がりません。
この負のスパイラルを断ち切りましょう。
まずは『その日に習ったことはその日に復習する』ことから始めましょう。
習った範囲の教科書を音読する、ワークを解く、授業のノートを見直す・まとめる。
何か1つでもいいので始めましょう!


<お知らせ>
2/23(日)から3/1(日)まで、中3受検生の『高校入試直前対策講座』、高校生の『定期テスト直前対策講座』のため、小学生、中1・2年生、高校生の通常授業はお休みです。