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啓新セミナー

[2020年4月20日]

こういう時だから

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

新潟県にも緊急事態宣言が出され、外出の自粛が要請されました。
「何もないようなことが幸せだったと思う」という歌の歌詞がありましたが、まさにその通りですね。
家でできること、やりたいことはたくさんありますので、前向きにがんばっていこうと思います。

昨日の日曜日は久しぶりにゆっくりテレビで皐月賞(競馬)を観戦しました。
競馬は好きで、よく新潟競馬場へ行きます。(最近は馬はまったく見ずに、息子が遊具で遊んでいるのを見ているだけですが・・・)
現在、競馬場は閉鎖されています。
競馬場へ行かなくてもネットで馬券を買えるのですが、私のような昭和な人間は、競馬=赤鉛筆を耳にはさんで馬と競馬新聞をにらめっこ(最近は赤鉛筆を耳にはさんでいる人はほとんど見かけませんが・・・) なので、どうもネットで馬券を買う気がしなくて。
「馬券も買わずにテレビで競馬を見てもねー」という感じであまりテレビで競馬を見ないのですが、昨日の皐月賞は馬券を買わなくても興奮しましたね。
朝日杯フューチュリティステークスの覇者とホープフルステークスの覇者の2頭のGI馬が、ゴール前でデッドヒートを演じ、競り合ったままゴール。
「これぞGI馬」という実力の違いを見せつけてくれたレースでした。
競馬観戦が有意義な時間の使い方かどうかわかりませんが、工夫次第で有意義な時間の過ごし方、それに運動不足も解消できると思います。
工夫することが大事ですね。


先週は高校が休校となり、学校からたくさんの課題が出されたようで。
どの学校・学年も『予習』が課題となっていました。
当塾に来ている子は、勉強が苦手な子がほとんどで、「一人で予習ができたら塾なんか来ない!」という子ばかりです。
密着を避けながらも手取り足取りの指導。
前学年の内容に戻ったり、場合によっては中学校・小学校の内容に戻ったりして指導しました。
普段は学校の復習を中心に授業を進めています。
なので、子どもたちがどこまでわかっていて、どこからわからないかを把握した上で学習内容を考えることができます。
しかし、『予習』となると完全に0からのスタートとなってしまいますので、指導にかなり時間がかかってしまいました。
でも、時間をかけただけあって、みんなきちんと理解することができたんじゃないかなと思います。
それにしても、一人で予習をしている子はどうしているのだろうかと心配になります。
数学ですと、高1なら数?、高2なら数?の展開・因数分解、方程式などの計算部分が予習となっています。
「計算だから・・・」ということで宿題になっていると思うのですが、その「計算だから・・・」の部分がきちんとできないと次の関数等の単元ができなくなってしまいます。
でも、今の状況でそんなことを言っていられません。
なので、子どもたちは適当にやらずにじっくり時間をかけてきちんと取り組んでほしいですね。

現塾生はもちろんのことですが、この春卒塾した子たちももし困っているようでしたら声をかけてほしいですね。
こういう時だからこそ、自分にできることは何でもやろうと思います。
困っているときはお互い様。
お互いに協力し合って乗り越えたいですね。