[2020年5月15日]
新潟県の緊急事態が解除となりましたね。とは言っても、まだまだ気を付けて生活しなければいけない毎日です。だんだんと暑くなってきてマスクをするのもおっくうになりがちですが、気を抜かず、気を付けて生活していかなければいけませんね。塾の方も、休み時間だけでなく授業時間中もこまめに換気し、消毒作業を徹底し感染予防に努めていきたいと思います。皆様もお体を大切にお過ごしくださいね。
さて、小中学校・高校での分散登校が始まりましたね。例年なら中学では今月末から来月初めにかけて定期テストが実施される予定でしたが、今年度は延期となっています。いつテストが行われるかが未定の学校が多いのですが、塾の方では当初の予定通り、先週末からテスト対策の特別授業が始まっています。現時点で、殆どの塾生が予想されるテスト範囲の三分のニぐらいの学習が終了していますが、中には、ほぼテスト範囲の学習が終了している子もいます。
3月の休校、そして4月末からの休校と学校がお休みの日が続いているため、子どもたちはなかなか、『テスト対策モード』になっていない子が多いように感じます。先日も授業内で子どもたちには、このように学校が長くお休みとなると「学習量」に大きな差が出てくることとなり、結果として学力差が大きくなるから、日々の学習を大切にするように伝えました。
例えば、およそ1か月半のお休みの期間中に、毎日1ページずつワークを解いた場合、45ページ分を学習することとなりますが、毎日5ページずつ進めた場合は225ページとなり、市販の問題集で言えばおよそ2冊分相当の学習量となります。まさに「塵も積もれば山となる」です。1冊分も学習していない子と、2冊分近く学習した子では、学力に差が出るのは当たり前です。学力を上げるためには、やはりそれ相応の学習量が必要です。
塾生の子どもたちを見ていても、コンスタントに学校のワークを進めていたり、自分なりに考えて復習をしたりと工夫して前向きに取り組めている子と、そうでない子の差がどんどん広がっている様子が見られ、危機感を覚えます。差が広がらないよう、一人一人の宿題量や難度を調節したり、毎週の小テストの量を増やしたりしてテストの準備をしていますが、心配に思う子が何人か・・・。もともと厳しく指導している私ですが、より一層引き締めて指導しなければ!!と思う日々です。
現段階では、定期テストがいつになるかはわかりませんが、『やるべき学習』は決まっています。学校が通常通り再開された後、これだけ授業時間数が減っていることを考えると、普段より学習進度が速くなることも予想されるので、『今できることは何か?』を考え、取り組んでいってもらいたいと思います。特に、塾での学習がほぼ全て「予習」ですので、宿題をする時はいつも以上に丁寧に取り組み、少しでも?と思うことは必ず質問するようにしてもらいたいと思います。
保護者の皆様も学習面で不安を感じられることがあるかと思いますが、テストに向けてきっちり仕上げていく指導をしていきます。ご不安な事があるときは、いつでもご連絡ください。一人一人の子どもたちに何が必要か?どうしたら良いか?を一緒に考えていきたいと思っています。