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啓新セミナー

[2020年6月12日]

定期テスト「国語」の対策は・・・

いよいよ新潟も梅雨入りしましたね。先週は毎日、気持ちの良いお天気が続いていたので、日曜には息子と自転車で出かけ、あっちへフラフラ〜こっちへフラフラ〜と気づけば10キロほど走りました。それほど暑くもなく穏やかなお天気の日でしたので、海岸線を走ると海がきれいで、気持ちよかったです。

しかし・・・次の日、そのまた次の日と足がパンパンでした(*_*;。梅雨に入ってしまったので、しばらくは自転車旅は難しそうですが、晴れ間を狙ってまたお出かけしたいと思います。

各中学校で行われる今年度最初の定期テストが近付いてきました。テスト範囲表も徐々に発表され始め、「テストモード」に突入!!です。明日からは再び『テスト対策特別授業』が始まります。5月にもテスト対策授業を行っていたこともあり、殆どの生徒がテスト範囲の学習を終えています。ここからは、どんどん復習&問題演習を重ね、1点でも多く得点できるよう取り組ませていこうと思っています。

特に中学1年生さんは、日程的にも進度的にも余裕がある子が多いため、通常では英語の授業日に、国語の授業も始めました。どの子もネックとなっているのが『記述問題』です。時間を計り解答させた後で、一人一人〇付け、添削をしています。国語が苦手な子は、どうしても傍線部近くに答えになるっぽい部分を探して、その部分もしくは文をそのまま解答欄に書いています。小学生の単元テストであれば、そのようなやり方でも〇がもらえることが多くありますが、さすがに中学の定期テストではそうはいきません。

そもそも、設問文が小学校のテストより長いので、『何を問われているのか?』をつかむことが肝心ですが、設問の意味をきちんととらえず解いていることが多々あります。国語のテストは題材となる本文を読みこむだけでなく、問題作成者が何を問うているのか?をしっかりキャッチしてボール(答え)を返していく必要があります。キャッチ(設問内容をとらえること)が上手くできていなければ、的外れなところにボールを返すこととなってしまいます。中学1年生さんだけでなく2年生さんや3年生さんも、まずそこの点を大切にしましょう。

今回のテストでは、詩や俳句などが範囲となっている学校・学年が多いですね。こうした単元は、国語が好きなもしくは得意な子でも苦手と感じる子が多いようです。何人かの子が「何が言いたいかわかんない!!」と言っていたので、それぞれの詩や俳句の意味や情景などを説明しました。どの子も「ふ〜んそういうことなんだ〜」という感じで聞いていましたが、是非それぞれに対し、その様子を「お絵描き」することをおススメします。詩や俳句では使われる言葉が短いのですが、その数文字の中にたくさんの情景が詰まっています。それをイメージすることで使われた言葉の意味をより深く理解できるようになると思います。

また、詩歌の単元では、詩の種類や表現技法に関する「用語」も必ず出題されます。これが小学生までと大きく違う点ではないでしょうか。ですから、そうした文法的なこともしっかり学習しておく必要があります。英語の学習で英和・和英辞書を使うのと同じように、ちゃんと国語辞典を使って学習するようにしましょう。

早い学校では来週のはじめにテストが実施されます。ここからのテストウィーク、部活動も始まり大変かとは思いますが、しっかり気合を入れて頑張っていきましょう!!