パソコン版を見る

啓新セミナー

[2020年8月31日]

規則性

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

毎日毎日暑い日が続いてぐったりです。
子どもたちも夏休みが終わった途端に暑くなったようで、ほんとうにかわいそうです。

最近の楽しみは、夜な夜な息子と『ガンダム』のDVDを見ることです。
きっかけは、夏暑くて外に出られないので『ガンプラ』を買ってあげたこと。
普通のご家庭は、
テレビorDVDを見る→ガンダムに興味を持つ→ガンプラを作る
かと思いますが、大谷家では、
 ガンプラを作る→ガンダムに興味を持つ→DVDを見る
という順番になってしまいました。
なので息子は、「『モビルスーツ』って何?」「『ジオン』って何?」・・・ ということを私に聞きながら作っていました。
今見ているところが、ランバ・ラル大尉の有名なセリフ
「ザクとは違うのだ! ザクとは!!」
ですから、先はまだまだ長いのですが、気長にのんびりと楽しく見ていきたいと思います。


昨日の日曜日も朝から暑かったのですが、中学生は『定期テスト対策講座』に来てくれました。
お疲れ様です。
ほとんどの子が、夏期講習中に基本事項の学習を終了していましたので、数学ならば応用問題、理科ならば計算問題と記述問題、社会ならば時事問題と記述問題を中心に最後の仕上げをしました。

中1生が苦戦したのは、数学の『文字式の規則性』と理科の『地震の計算(波の伝わる速さ、地震発生時刻など)』です。

規則性の問題ですと、例えば次のような問題。
 「3、7、11、15、19、・・・ n番目の数をnを用いて表しなさい」
すんなりできる子はなかなかいません。
数学の問題は答えは1つしかありませんが、考え方・解き方はたくさんあります。
ですからいろいろな考え方・解き方があっていいのですが、なるべくなら、他の問題(文字式の規則性なら『マッチ棒を並べる問題』『碁石を並べる問題』『正方形を並べる問題』等)にも対応できるワンパターンの解き方を知っておくと良いと思い、次のように解説しました。

 1番目 3
 2番目 3+4=7
 3番目 3+4×2=11
 4番目 3+4×3=15
 5番目 3+4×4=19
 ・・・・・・・・

ということは、n番目は、3+4×(n−1)=4n−1。
※2番目を3+4×1=7 1番目を3+4×0=3 と考えればすべて同じ規則に従います
ちなみに、この3+4×(n−1)は、高2で習う『(初項3、公差4の)等差数列の一般項を求める公式』そのまんまです。

『規則性』って、理屈を理解して身に付けるまでが大変なのですが、一度理解してしまえば、他の問題も同じ解き方で面白いように解けてしまうので、解くのが楽しくなります。

早いところで今日から『定期テスト』が始まります。
点数や順位が気になると思いますが、難しい問題をぜひ楽しんで解いてほしいですね。