[2020年10月16日]
今日は鳥屋野小学校の運動会、上山中学校の修学旅行とイベントが多い週ですね。今日はお天気にも恵まれ良かったです。家の息子の運動会も今週にあり、私たち夫婦とじいじばあばの4人で見に行って来ました。運動神経がお世辞にも良いとは言えないので、徒競走は・・・まあこんな感じですよね〜という結果でしたが、それでも応援合戦やダンスを一生懸命する姿に成長を感じる一面も。取り敢えず、一大イベントが一つ終わりホッと一息です。
コロナ禍で色々なイベントが自粛・縮小される中、学校の先生方が様々な工夫を凝らし実施していただけたことを嬉しく思いました。こうした様々な行事を通して子どもたちが成長していってくれることを願うばかりです。
あっという間に10月も半ば、中学生の定期テストまで3週間ほどとなりました。先週のブログにも書きましたが、やはりどの学年も単元内容が難しくなっているせいか、どの子も苦戦しています。特に中3生は、定期テストに向けての学習だけでなく、入試に向けて1・2年生で学習した内容の復習もあり四苦八苦している様子です。
授業の始めにどの子にも宿題に関する質問が無いかを確認すると、まだまだ半数ほどの生徒は「大丈夫」と言うので、『本当か???』と心配になります。
日々の家庭学習の中で疑問を持つことはとても大切です。一つでも多くのことを吸収しようとするとき、自分一人の力で解決できることには限界があります。教科書やワーク、辞書等で調べたり、解説を読んだりすることでわかることもありますが、「大丈夫」と答える子の殆どは、そんな調べ学習もせず、模範解答を見て「あっ!そういう答えね」と「分かった気になっている」ことが多いため質問がうまれません。当然、わからなかった問題をやり直すこともなく終わっていきます。学習は「出来てなんぼ」の世界です。数日たって、もう一度やり直して出来ていなければ分かったとは言えません。
また、質問をする子の中にも「質問することに意義あり」というような場合もあります。答えを見て「なぜ?」と思うところまでは良いのですが、「そんなの辞書を引けばすぐにわかるじゃん!!」というような事を質問するのです。
塾での学習効果を高められるかどうかは、私たち、子ども達、双方が最大限の努力をしているかどうかにかかっています。私たちは私たちで、一人一人の学習の進捗状況や理解度をしっかり把握して、その子に必要な学習は何かを考え指導していかなければいけませんし、子ども達は子ども達で、今、自分がやるべきこと、出来ることを精一杯する必要があります。「まな板の上の鯉」状態で何とかしてくれ〜では塾に通っても学力は向上しません。塾は通うだけで学力が上がる「魔法の場所」ではないのです。
私立高校の入試まで3か月、公立高校入試まで4か月半。1日1日を有意義に過ごし、志望校合格をつかんでほしいと思っています。是非子ども達にも「塾に通っていればOK」という甘えを捨て、私たちは必死で指導する、子ども達は必死で努力する、ある意味私たちとの「戦いの場」として授業に臨んでもらいたいと思います。お互いが必死で鎬を削り、笑顔で合格発表を迎えられるよう一緒に頑張りたいと思います。