パソコン版を見る

啓新セミナー

[2020年10月19日]

目標を持つこと

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

最近は、週1ぐらいのペースで、私立高校の学校説明会に参加しています。
どの学校も、コロナウィルスの感染防止対策を徹底していましたし、校長先生をはじめ、どの先生も熱心にわかりやすく説明してくれました。

私立高校は公立高校にはない設備があったり、公立高校ではできないようなカリキュラムがあったりして、とても魅力的で、このカリキュラムで3年間びっしり勉強すれば、かなり伸びるだろうなという感じがしました。

それに、私立高校は授業料が高いというイメージがありますが、保護者の所得に応じて県から補助が出ますし、それぞれの学校に奨学金制度がありますので、経済的な負担も公立高校とあまり変わらない感じです。

個人的な意見ですが、公立高校でも私立高校でも、要は「何をするために高校へ行くのか」を考えて選択することが大事だと思います。

自分は将来何をしたいのか? そのためにはどの大学or専門学校に行かなければならないのか? さらにそのためにどの高校に入らなければならないのか? をきちんと考えて高校を選んでほしいですね。

当塾にも高校生が何人か来ていますが、1年生あたりはまだ中学校の延長のような感じです。
テストでいい点を取りたいという思いはあるのですが、それだけでは中学生と変わらず、結局は思っているだけで行動が変わらないので、点数はどんどん下がっていく・・・ 
文系・理系の選択にしても、数学が得意か苦手かで決めている・・・
という感じです。

高校生になると、将来のことがある程度具体的に考えられるはずですので、まずは「将来こういうことをやってみたい」という夢や目標を持ってほしい。
そうすればその夢や目標を叶えるためには、〇〇学部に行かなければならないことがわかり、〇〇学部がある大学は、△△大学、□□大学、・・・ というのがわかり、定期的に模試を受けていますので、その大学に行くには偏差値がどのくらい必要かがわかるはずです。
目標の偏差値と自分の偏差値を比べると「このままでは無理!」という現実に直面して、やっと本気で勉強しだすのです。
さらに、本気で勉強しだすと、今のままではダメだということに気付き、勉強時間を増やすために、ゲームをしたり、スマホをかまったり、You Tubeを見たりする時間を削るようになります。(場合によっては、部活もやめなければなりません)

夢や目標がなければ、いつまでたってもやりたいことを優先し、中学生と同じでテスト勉強はテストの2週間前しかやらないような生活が続くと思います。
テストの点数を上げることを考える前に、夢や目標について親子で真剣に考えてほしいですね。
目標が決まれば行動が変わります。
行動が変われば必ず結果が変わります。