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啓新セミナー

[2020年11月9日]

時事問題

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

中学生の定期テストが近くなってきましたので、『時事問題テスト』をしました。
予想通り? 『鬼滅の刃』は知っているのに、『菅総理』のフルネームを知らない子がたくさん!
(『菅』ではなく『管』と書く子も・・・)
菅総理の名前なんて、1日1回は必ず目、耳にすると思うのですが・・・
興味が無いんでしょうね。
さらに、「亀田製菓の(     )が宇宙日本食に認証される」という問題も、『ハッピーターン』とか『ばかうけ』と書いてしまう!
(『ばかうけ』はそもそも亀田製菓ではないのですが・・・)
「亀田製菓と言ったら『柿の種』だろ」と思うのですが、中学生ぐらいですと、『柿の種』はあまり食べないようなので、しかたがないのかも。

当たり前のことですが、『時事問題テスト』をつくるために毎日新聞をじっくり読むようになりました。
今はネットで簡単にニュースを検索できる時代ですが、紙の新聞はいいですね。
隅から隅までじっくり読んでいるわけではないのですが、「ネットなら絶対に検索しない(興味が無い)記事」も、紙の新聞なら自然に目に入ってきて、ついつい読んでしまう、ということもしばしば。
「無駄な情報」と言ってしまえばそこまでですが、今まで興味がなかったことが、新聞がきっかけで興味があることに変わることもあるので、いろいろな情報に触れることはやはり大事かなと思います。

「今まで興味がなかったこと」と言えば、最近『中東政治入門』という本を読んでいます。
本はよく読むのですが、今までは「ビジネス書」ばかりで、政治とか経済に関する本はあまり興味がなく、読んだことがなかったのですが、それこそ新聞をきっかけに、中東のことを知らなさ過ぎて、読んでみようと思ったのです。

「中東」に関しては、恥ずかしながら中学校の教科書レベルのことぐらいしか知識がなかったので、いちいちノートに書いて整理しながら読んでいますので、全然進まないのですが、「そういうことだったのか」と思うことが多く、楽しく読み進めることができます。
新聞を読んでいなかったら、絶対に読むことがなかっただろうなと思います。

興味、関心がないことも一度触れてみる、とりあえずやってみることが大切なんだと最近思うようになりました。
この年になると、「失敗したらどうしよう」とか「『そんなことも知らないの?』と思われたらどうしよう」と思ってなかなか重い腰が上がらないのですが、考えてみれば、失敗したところで何がどうなるわけでもないですし、恥ずかしい思いをするのも一瞬ですからね。
まさに「成功の反対は失敗」ではなく「何もしない」ですね。

『時事問題』からだいぶ話がそれてしまいましたが、子どもたちにはいろいろなことに、(興味、関心がなくても)触れてほしですね。
その第一歩が、「新聞を読む」、「ニュースを見る」ことなのではないでしょうか。