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啓新セミナー

[2021年2月5日]

124年ぶり?

立春も過ぎ、暦の上では春となりましたが、まだまだ新潟の春は遠そうですね。今日も昨晩からの雪で朝は路面も凍結し、寒い朝でしたね。

今年は節分が2月2日、これは124年ぶりだそうです。地球が太陽の周りを1周する周期が365日ぴったりでないことから、このように節分がずれるそうですが、124年前と言えば・・・1897年(明治30年)。日清戦争直後あたりですね。明治、大正、昭和、平成、そして令和。これだけの時代を経てと考えると、なんか凄い貴重な経験ですね。

皆さんのご家庭では豆まきをされましたか?我が家は今年はパパさんが仕事だったので、チビと二人で豆まきはチャチャチャと済ませ、豆を食べる方に精を出していました。コロナに大雪と大変な年ですが、元気に過ごせると良いですね。

今週は第一高校と明訓高校の合格発表がありました。併願、専願ともに全員合格!!と嬉しい報告をもらえました。入試直前まで、どの子も本当によく頑張っていたので、私たちも本当に嬉しい週明けとなりました。次は公立高校入試。残り4週間弱ですが、私たちも精一杯最後までみっちり指導したいと思います。

そして、中学3年生さんだけでなく、今週からは各中学校で定期テストも始まります。学年末ということで範囲も広く、難度も高いため、どの子も苦戦していますが、目の前の一つ一つのことに対して、手を抜くことなく、しっかりやり切ってもらいたいと思います。明日も朝からテスト対策授業です。私たちも一緒に頑張りたいと思います。

先日、高校生の授業で1月に実施された大学入試共通テストにチャレンジしました。結果は…まだまだですね。長文読解オンリーの内容で、とにかく時間内に解けない!!時間だけでなく、やはり肝となっているのが単語力。高1生は後2年弱、高2生は1年弱で、本番です。高校入試と違い、学習範囲が広いだけでなく教科数も多いので、高3になってから・・・なんて悠長なことを言ってられないのが大学入試です。

高校入試であれば、極端な話、中3の春になって目覚め、シャカリキになって取り組めば、1ランク2ランク上の高校へ合格できることもあり得ますが、大学入試はそんなに甘くありません。中高一貫校に通う子ども達は、中3の現段階で既に高校内容の学習を始めており、そういう子と競い合っていかなければいけません。高1のこの段階で、自分の学力が正確に把握できていなかったり、志望校選択が夢のような学校だったりするようでは太刀打ちできません。まずは、自分の現時点での学力をきちんと把握し、志望校を絞り込む、これが大切です。

試験というのはどんなものでも同じで、目標をきちんと定め、そこに向かって日々努力すれば必ず結果がついてきます。試験前に不安になるのは、自分自身、勉強量が足りないことをよくわかっているからです。特に、入試においては、『昨日の自分よりも頑張っている』ではなく、『同じ志望校のライバルと比べて』という視点が一番必要です。高校生は自分の目標をしっかり持つこと、中3生は不安を払しょくできるぐらい必死に最後までやり切ること、そうしたことが今必要なのではないでしょうか?やるべきことを最後までやり切った子だけが、「合格」を勝ち取っていけるのです。塾に通うどの子にも、そうした姿勢が学習に臨んでもらいたいと思います。