[2021年2月19日]
今週はまたまた雪に悩まされ、寒い毎日ですね。先週末はぽかぽかと良いお天気で、春が来た!!と喜び、日曜日には陽気に誘われて息子と二人で新潟市美術館に行き、トーマス展を見、西大畑あたりをゆっくりとお散歩〜(^^♪と、暖かい日差しを満喫する一日だったのですが…新潟の冬はそんなに甘くないですね。
暖かい日を満喫した後なだけに、この寒さが身に沁みます。とは言うものの、2月もあと10日ほど。寒さにふるえるのももう少しの辛抱と思って、体に気を付けて過ごしたいものです。
昨日、公立高校入試の願書締切となり、本日の新聞にも各高校の志願者数が発表されました。来週には志願変更期間がありますので、まだまだ倍率には変動がありますが、それでも市内の高校は相変わらずの高倍率となりましたね。こうして倍率が出るとまさに受検までまっしぐらとなり、受検生にとっては不安な毎日となるかと思いますが、どのような倍率となっても、日々やるべきことは決まっています。過去を振り返り不安になっていても入試までの日数はカウントダウンです。今持っている力を全て出し切ることが出来るよう、日々精一杯やるしかありません。体調管理に気を付け、とにかく最後まで走り切りましょう!!
今年は大学入試がセンター試験から大学入試共通テストへと変わり出題傾向もそれまでの内容から大きく変化がありました。いずれの教科においてもキーワードは「読解力」。文章を読み解く英語や国語だけでなく、数学などでも文章読解能力を求められました。こうした大学入試での試験内容の変化の波は、確実に高校入試にも影響してくることが予想されます。加えて、新潟県の公立高校入試の選抜方式も出題内容が削除されたり、筆答検査がない高校、学校独自の筆答検査が実施される高校となったりと、大きな変化の年となります。
入試内容の変化がある年ですので、例年の受検生以上に不安を抱えている子もいます。ラストスパートということで一つでも多くの問題にあたるというのは大切ですが、それと同時に、一つ一つの問題に対してより丁寧な取り組みも必要です。文章読解であれば、どこで読み間違えたのか?単語の意味を取り方を間違ったのか、構文を見落としていたのか、など間違いに対し、きちんと精査することが大切です。記述問題であれば、正答と自分の解答を比べ、どう違うのかを見比べることです。
それと同時に、今持っている力で解き切ることが出来る問題なのか、そうでないのか、の見極めも重要です。今から何時間も説明をされなければ解くことが出来ないような問題は明らかにキャパオーバーの問題です。そんな問題に何時間も時間を費やすことよりも確実に得点できる問題に集中した方が得点につながります。入試は定期テストとは違うので、全てに対して満点解答できなくても、細かな部分点を積み重ねて「得点をかき集める」でOKです。
不安を抱えながら走ることは本当に辛いことです。そして、厳しいようですが不安を払しょくできるかどうかは自分自身の行動にかかっています。それが「高校入試」なのです。明日から高校入試直前の特別授業が始まります。不安を抱えているのは皆さんだけでなく私たちも同じです。この不安に一緒に立ち向かい最後まで頑張りましょう!!