[2021年2月22日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の日曜日は風が強かったですが、とても暖かかったので、息子と自転車に乗ってお出かけ。
往復1時間ぐらいの距離でしたが、とてもいい運動になりました。
天気予報にはまだ『雪マーク』が並んでいますが、春はそこまで来ていますね。
昨日から中3受検生対象の『高校入試直前対策授業』が始まりました。
中3生とはあと1週間のお付き合いです。
中には6年間も在籍してくれた子もいます。
いろいろなことがありましたが、すべてついこの間のできごとのような感じです。
本当にあっという間ですね。
お互い悔いの残らない1週間にしたいものです。
中学生の定期テストが返却されました。
やっぱり? 英語や国語や社会のような文系教科はよかったが、数学や理科(計算問題)のような理系教科は難しかったという結果でした。
文系教科は、基本的に習ったこと、教科書に書いてあること、ワークに載っていることがそのまま出題されますので、教科書やワークの内容をきちんと理解して覚えれば得点になりますが、理系教科は、教科書やワークの問題がそのまま出題されませんので、なかなか得点できません。
理系教科というのは、Aという知識とBという知識を工夫・活用して、Cという問題を解く、今までの知識を基にしてひらめく、というようなイメージです。
Aという知識とBという知識がそのまま出題される文系教科とは大きな違いです。
なので、文系教科と理系教科とで勉強方法を変えなければなりません。
文系教科は、教科書やワークからそのまま出題されますので、教科書の音読・要点まとめをし、学校のワークの問題を理解して、間違いがなくなるまで繰り返しやれば大丈夫ですが、理系教科は、文系教科の勉強に加えて、応用力・活用力をつけるために、教科書や学校のワーク以外の問題にも取り組まなければならないのです。
教科書や学校のワーク以外の問題に取り組むということは、それだけ時間がかかります。
理系教科は文系教科の倍くらい時間をかけなければならないのです。
でも、ただでさえ嫌いな数学や理科。
ですから、
嫌いだからやらない→やらないからわからない→わからないからなおさらやりたくない→・・・
という負のスパイラルに陥ってしまって、テストまでに教科書を1回読んでワークを1回やるだけでやっと、という状態の子がほとんどなのです。
これでは絶対に理系教科の成績は上がりません。
この負のスパイラルを断ち切りましょう。
まずは『その日に習ったことはその日に復習する』ことから始めましょう。
習った範囲の教科書を音読する、ワークを解く、授業のノートを見直す・まとめる。
そして定期的に復習をすること。
『わかる(理解する)』ことと『できる(解ける)』ことは違います。
解説を読んだり、人に聞いたりして理解しただけでは、自分の力で解けたことにはなりません。
誰の何の助けも借りずに、自力で解けるかどうか確かめる必要があります。
それに、人間というのは時間が経てば必ず忘れます。
なので、定期的な復習が必要となるのです。
今回思うような点数が取れなかった方は、ぜひ実践してみてください。
<お知らせ>
2月21日(日)から28日(日)の期間は、中3生対象の『高校入試直前対策講座』、及び、高校生対象の「定期テスト直前対策講座」のみとなり、通常授業はありません。