[2021年3月12日]
朝晩は寒いものの、日中の日差しは本当に暖かい毎日ですね。我が家の庭の梅もほぼ満開!!今年は冬に大雪に見舞われたので心配していたのですが、良い香りで楽しませてくれています。雪に埋もれて心配していたのがもう一つ。実家からもらったクリスマスローズです。大雪の下でぐちゃぐちゃになり、もうダメかな〜と思っていたのですが、小さな花をつけていました。以前のような美しさではありませんが、枯れずに花をつけてくれたことに感謝です。
さて、今日はいよいよ公立高校入試の合格発表日です。先週、入試問題が新聞に掲載されたのを見て、思いっきりガッツポーズでした。というのも、古文が徒然草の第150段が出題されたのですが、直前の対策授業で、その段の問題を指導したばかりだったのです!!全体的には、どの教科も大きく出題形式やその内容に昨年度までと大きな変化があった入試でしたので、驚きも大きかったのですが、指導した文章が出題されたことも嬉しくもあり衝撃でもありました。当然ながら設問文まで一致したわけではありませんが、こういうことは、長く塾講師をしていますがそれほど多くある訳ではありません。とにもかくにも、形式変更で不安な中で試験を受けた子どもたちが、少しでも「見たことがある!!」という文章からの出題で力を発揮してくれていることを願う1週間でした。
国語の最後の論説文は、相当、難度が高く苦労した子が殆どかと思います。ですから、より一層それまでの漢字・文法・古文でしっかり得点できているかが、カギを握るのでは?と思います。また、英語では英作文が2問出題され、リスニングでも英文で答える問題が出題されました。例年よりも難度が高く、今年の入試は平均点が下がるのではないかと思います。英作文が増えたことで時間配分にも苦戦したのでは?と思われます。
今年度の入試内容を見てみると、大学入試共通テストと同様の流れで、「読解力」「資料活用力」「記述力」が英語も国語も求められていることを感じます。来年度以降の入試でも同様の力が求められると思われますし、また、4月から新しい教科書による授業がスタートされることを考えると、来年以降は今年度よりも更に難化することが予想されます。特に英語の新しい教科書では、1つのレッスンで学習する単語数・文章量が、現在の教科書の約2倍となっています。今まで以上に、「読む力」「書く力」が必要となり、きちんと学習する子とそうでない子の2極化が、激しくなるのでは?と心配されます。
公立高校入試の合格発表をもって、ようやく今年度が一区切り。次に続く子ども達が今志願している高校・大学に合格できるよう、今日からまた、気持ちを新たに頑張っていきたいと思います!!
<令和3年度 公立高校入試結果>
新潟南高校 普通科・・・5名
新潟江南高校 普通科・・・5名
新潟中央高校 普通科・・・1名
塾生の皆さん、合格おめでとう!!ここから新たなスタートです。高校での学習は厳しく大変ですが、入試前の頑張りを忘れず、高校でも頑張ってください!!