[2021年3月19日]
3月も半ばを過ぎ、子どもたちは春休みモードですね。朝晩は冷えこむものの、日中の日差しは穏やかで春になったんだなぁ〜と実感する毎日です。来週からは小中学校の春休みが始まり、子どもたちはウキウキ、保護者の方の中にはため息が…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?なんて言っている私は…はぁ〜っとため息が出ます。
学校がお休みの期間になると、朝食が終わり、片付けが終わったと思ったら、「お昼ごはん何?」攻撃が…。給食のありがたさを毎度のことながら感じる期間です。年度末となり、保護者の皆様は何かとお忙しい日々かと思いますので、どうぞ皆様お体ご自愛ください。
今週は卒塾した中3生だけなく、3年前に卒塾した生徒たちが大学入試の結果報告をしに顔を出してくれました。3年前の卒塾時に言っていた(かなりハイレベルな)大学に、初志貫徹で合格した生徒や、高3途中からフルチャージで臨んで国立大学に合格した生徒など、卒塾後も頑張った子どもたちの話を聞くことができ嬉しく思いました。今春、卒塾した子どもたちも実りのある高校生活を送り、3年後にまた嬉しい報告が聞かせてもらえると嬉しいですね。皆さん、素敵な高校生活を送ってください。
先月末から始まった個人面談も明日までとなりました。お忙しい中、また、時には天候の悪い中、皆様にお越しいただきまして本当にありがとうございました。
面談の中で多くの保護者の方から、『春休み中に何をどんなことをさせたらよいですか?』というご相談を多く頂きました。
中学生さんであれば、学校から課題も出ていますし、2カ月後の5月末には新年度最初の定期テストがあるので、学校のワーク・塾のワークなど、やるべきことは多くあるかと思います。それに対して小学生さんは、宿題もないので、お休みの期間中の家庭学習をどうするべきか?で悩まれていらっしゃるようです。
長期休暇中、塾の方でも講習を行いますが、やはり家庭で過ごす時間が長い分、家庭学習をしっかりすることはとても重要です。新中2・3年生の場合、2月半ば以降の学習内容が次回の定期テストの範囲となるため、非常に範囲が広く、難度も高いテストとなることが予想されます。春休み期間の学習が定期テストの得点を左右することは間違いありません。
新中2・3年生さんの場合は、学校のワーク、塾のワークに一つ一つ丁寧に取り組むのはもちろんのこと、学年末テストで思うような得点が取れなかった教科や、不安な教科に関しては、プラスアルファの教材が必要です。一人一人の学力によって異なるため、一律に「これ」とは言い難いのですが、小学生さんも中学生さんも問題集などを選ぶ時のポイントは以下の通りとなります。
?春休み中にやり切ることができるくらいの分量のもの→春休み期間、約2週間=14日間×1日2ページ=30〜40ページぐらいの分量
?予習よりも復習中心→現在の学年のものでOK! ※ただし、現学年の内容がばっちりであれば予習にチャレンジしてもOK!
?解説がしっかりあるものがGOOD!→「なぜそうなるのか?」がわかりやすいもの。
問題集であれば、?〜?を参考にしてみてください。計算が苦手な場合は、問題集よりもドリル的なもので計算練習を徹底的にすると良いです。
新中1も含めて小学生さんの場合は、現学年の復習問題集&計算・漢字ドリルが良いかと思います。算数で少しつまずいているようであれば、一学年下のドリルなどを付け足すと良いですね。今年度一年間で学習した内容を徹底的に復習する良い期間です。
また、こうした問題集やドリルを購入する場合は、必ずお子さんと一緒に見に行くことをおススメします。保護者の方が気合を入れて購入したものを渡すのではなく、学習者である本人が選ぶものが一番です。事前に保護者の方が下見をしておくと選びやすいかもしれません。お子さんが手に取られたものが、保護者の方から見て「簡単すぎ」だったり、「薄すぎ」だったりしても、お子さんが選んだものを尊重してください。『自分が選んだものを最後までやり切る』事の方が重要だからです。もし、問題集選びで迷われたら、ご相談ください。お子さんに合うものは何か?を一緒に考えさせていただきます。
長期休暇期間は学習もさることながら、生活習慣を整えることも大切です。お休みの期間中、学校がある時と同じように起床し、学習する時間をきちんと決めて取り組めるよう、『家庭内時間割』を事前に作成しておくと更に良いかもしれません。学年が上がれば上がるほど学習は難しくなるものです。このお休み期間中にしっかり充電し、来年度にステップアップできるよう、家庭学習を大切にしてください。
さて、来週から春期講習が始まりますので、講習期間中、ブログをお休みさせていただきたいと思います。今年度も1年間、皆様ありがとうございました。新年度もどうぞよろしくお願いいたします。