[2021年4月19日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の日曜日は、朝から台風並みの強風で、しかも、すごく寒かったので、どこへも出かけることもできず、ずっと家にいました。
なんか、毎週日曜日になると天気が悪くなるような感じですね。
特にすることもなかったので、夜、久しぶりに息子と相撲をしました。
幼稚園に通っていた頃は、毎晩のように取っていて、「力の加減が難しいな」と思っていたのですが、さすがにちっちゃくても4年生にもなると力もついて、ちょっと油断するとよろけてしまって、「やっとこすっとこ勝った」という感じでした。
息子の成長の速さを嬉しく思いながらも、自分の衰えの速さにビックリした1日でした。
(当然ながら、今朝は背中や首が痛くてしょうがないです)
中学1年生は夜の授業が始まって3週間が経ちました。
学校が通常通りの時間割になって、少しぐったりしている子もいますが、みんな毎回がんばって課題に取り組んでいます。
先週の数学の授業は正負の数の『加減混合算』。
小学校のとき算数が得意だった子でも苦戦しています。
苦戦する一番の理由は、完璧に『まね』ができていないこと。
特に小学校の頃算数が得意だった子ほど訳がわからない式を書いています。
算数が得意な子というのは自分で考えて答えを出そうとする、つまり『自己流』でやってしまう傾向があります。
すぐにあきらめてしまう子に比べたら断然いいのですが、残念ながら中学生になると通用しません。
学校ではまだ授業が始まったばかりなので、塾で今やっていることは当然予習になります。
当塾では、パソコンの映像解説で導入(予習)の部分の内容を聴きます。
パソコンの解説はゆっくりと丁寧にとてもわかりやすくなっています。
おそらくその通りにやればきちんと正解できるはずです。
でもこれがなかなか・・・
例えば次のような問題。
(−3)+(−5)−6−(+4)
解説では、「まずたし算の式になおして、次に+(たし算)と( )を省いて・・・」と1つ1つ説明しているのに、
−3−(+5)+6+−4
などのような式になってしまうのです。
ほとんどの小学生は、わからないときは先生やお家の人に教えてもらうというのが当たり前で、自分で例題をまねて解答する、解説を読んで理解するという習慣がありません。
なので、導入の解説も『なんとなく』聴いてしまい、「まねよう」という気持ちがないのです。
数学に限らず、中学校の勉強は自己流で解けるほど甘くはない。
まずはきちんとしっかりまねること。
自己流はそれからです。
学校の授業がほとんど進まない4月だからこそ、自分で例題をまねて解答する、解説を読んで理解するという習慣を身に付けることに時間を割いています。
どんな世界でも、何かをきちんと習得したいのなら、まずは徹底的にまねすることです。
<お知らせ>
5/3(月)から5/5(水)まで、ゴールデンウィークのため、授業はお休みとなります。