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啓新セミナー

[2021年5月28日]

『映える 幕末史』最高です!!

気付けば5月も残り数日ですね。先日、家にいると、近くでカッコウの鳴き声聞こえてきました。カッコウは夏の季語。夏が迫ってきていることを感じさせますね。とは言うものの、日によっては朝晩がぐぐっと寒い日もあり、なかなか体調管理が難しいですね。

西日本では例年よりもかなり早く梅雨入りしているようですが、雨が続くと何だか体が重く感じてしまうのは年のせいでしょうか?新潟の梅雨入りはいつ頃?とひやひやする毎日です。

中学生のテスト対策もラストスパートを迎え、早い学校ですと今日からテストが始まります。テストまでの学校での授業、塾の授業、日々の家庭学習を大切にして、目標達成に向けて頑張ってもらいたいと思います。

毎朝、朝食後はじっくりと新聞&ワイドショータイムの私ですが、特に日曜日の新聞を読むのは大好きです。というのも、日曜日には本の紹介欄があるからです。話題の新刊や、本のランキングなどを見ては、面白そうなものチェックして月曜日は書店へGO! 書店でダラダラと眺めて本を選ぶのも好きですが、効率よく話題作に触れるには新聞はもってこいですね。そんな中で見つけた一冊がこれ。
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幕末史では必ず登場する、吉田松陰や井伊直弼などなど様々な人物についてや五箇条の御誓文、大政奉還などの出来事についてを「もしこの時代にSNSがあったら・・・」という視点で捉えた歴史パロディです。

「島津斉彬の名君スタンプ」とか、「徳川家定のインスタグラム」とか、「幕末のメンズノンノの表紙ー土方歳三」などなど、歴史上の人物が現代に存在したらこんな風かも???と面白おかしく幕末の志士たちが捉えられています。何と、坂本龍馬の「船中八策」をレターパックで送ったら・・・なんて言うのもありました‼
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ただ面白おかしくパロディ仕立てにしているわけではなく、きちんと何をしたどんな人なのか?も書かれています。歴史があまり好きでない子にとっては、教科書に出てくる見知らぬおじさん・おばさんが〇〇した〜と書かれていても、想像もつきませんし、第一面白くない!!というのがあるのではないでしょうか?しかし、こんな風に自分たちに身近なSNSやネットの検索画面にそうした人々が登場したら…と考えたら、少しは興味もわくのではないかと思いました。

ただ、幕末に関する多少の予備知識がないと、その内容がどうパロディ化しているのか?が捉えにくいかも…という難点はありますが…。

私自身、歴史は大好きですが、幕末史はそうではありません。ですから学生の頃も覚えるのに四苦八苦した記憶があります。ちょうど今テスト対策で子供たちも四苦八苦している最中です。幕末は色々な人が登場したり、多くの国々と関わり合ったりと本当に激動の時代だけあって、覚えるのにはなかなか苦労する時代ですね。ですが、この本のようにちょっと切り口を変えることによって、それぞれの史実の見え方が変わり、面白みが出てくると思いました。

最近、この手の歴史関連の書物が多く出ていますね。どれもなかなか面白く、子どもたちにも是非手にとってもらいたいと思いますし、保護者の方がご覧になられても面白いかと思います。是非、親子でお試しください!!塾生の皆さんには、テスト後に希望の方に貸し出しもしますからね!!取り敢えず、テストに向けて週末はしっかり勉強してください!!