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啓新セミナー

[2021年6月11日]

子どもの勉強のサポートとは?

今週はお天気に恵まれた1週間でしたね。たまには運動をしなければ!!と思い、普段は車で移動してばかりいるのですが、自転車でお買い物に出かけていたのですが…、運動不足がたたったか、単に調子にのっていたか、なぜか『尾てい骨』に激痛が‼若かりし頃の大昔にスノボでしこたま転んで『尾てい骨』を痛め、数か月病院通いをした経験が…。まさかの古傷が痛むなんて事態になってしまいました。

夫からは「年なんだからほっといてもよくならないから、ちゃんと病院にいけば???」という優しい言葉をもらいましたが、「年なんだから」という言葉が何か気に食わない・・・ということで無視を決め込み、ドラッグストアでシップを買い、べたべたはって何とか過ごす日々です。

随分暑くなったとはいえ、まだまだ夏本番のようにうだるほどではなく、自転車日和の毎日ですが、慣れないことはあまりするものではありませんね。来週ぐらいには新潟も梅雨入り?と言われています。何はともあれ皆様も陽気に誘われて無理をされませんように、お体に気を付けてお過ごしください。

中学生の定期テストの結果が出始めました。教科書が改訂されたことによって、学校によっての差はありますが、やはり昨年度までとは一味違ったテストとなっていました。今後、全員の結果が出そろった後で今回のテストについて詳しく、ご報告させていただきたいと思います。

昨日の新潟日報「assh」にかの有名な「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんのお話が掲載されていました。テスト直後のグッドタイミングですね。お子さん4人全員が東京大学に合格し、テレビなどの各種メディアで活躍されていらっしゃって、何冊か書籍も出されていらっしゃいますね。私も、数冊購入して読ませていただきました。

近年、佐藤さんだけでなく、お子さんが公立学校のみ、塾なしで現役でハーバード大学に合格された廣津留真理さんの「ひろつるメソッド」に関する書籍も多く見られます。先日も、茨城の公立高校から現役でハーバード大学に合格した高校生のことが話題になっていました。

「東大合格」や「塾なしで〇〇大学合格」などなど教育関連書籍が人気です。仕事柄、話題となっている教育関連書籍はある程度目を通すようにしていますが、皆様はいかがでしょうか?お子さんをトップ大学に合格させたい!!と思われる方は手に取られていらっしゃる確率が高いかと思います。しかし、「子どもが勉強でつまづくのは困るけど、『東大』や『ハーバード大学』までは・・・」と思うと手に取るには少しハードルが高く感じられるかもしれません。

塾屋である私が、佐藤さんや廣津留さんの書籍を拝読した感想は教育関係者でない方と同じで、ただ一言、「すごいな〜」です。お子さんの学習に対する並々ならぬ努力を感じられました。お子さんに対する接し方、保護者の方の日々の協力体制、情報収集などなど、さすがだと思うことばかりです。教育関係者であり、受検のプロを自覚している私でも、日々の生活の中でここまでできるかしら?と思ってしまいますし、実際にそこまでできていないことの方が多いかも?と思います。

しかし、昨日の「assh」の記事にありましたが、子どものスケジュール管理についてや睡眠に関する内容は、お子さんを『東大』や『ハーバード大学』に入れたいと思う方だけでなくどの方にも共通して非常に参考になるお話だと思いました。

高偏差値高校や大学を目指すか関係なく、子どもが自分で将来の道を切り開いてほしいと願うならば、やはりある程度の学力は必要だと思います。必要最低限の読み・書き・計算が出来なければ将来的に困るのは子ども自身だからです。しかし、子どもにとって勉強と遊びで比べたらやはり遊びの方が魅力を感じてしまいますし、自ら進んで勉強する子ばかりではないのが現実です。毎日、「勉強しなさい」と言う保護者の方も少なくないのではないでしょうか?

佐藤さんや廣津留さんの方法が万人に当てはまるわけではありませんが、少なくともトップと言われる学校に進学した子どもたちがどんな環境でどのように勉強していたか?を知ることは、親自身の情報量を増やし、家庭での声がけや子どもの学習のサポートに役立つ点がいくつかあるかと思います。親世代の学生時代にはスマホやタブレットはなかったので、SNSを駆使した学習法や、そうした魅力ある機器との上手な付き合い方などは親自身が情報集をし学ぶことで、勉強に関する子ども達との余計な軋轢を生まずに済みます。

子どもの勉強をサポートするというのは、単に「勉強しろ」と言うだけだったり、なんでもいいから「塾に行かせておけばよい」ということではないと思います。やはり、日々の家庭生活の中で様々なルール作りや時間管理、そして何よりも「何を?どう?取り組んでいるのか?」という見守り体制は欠かせないものだと思います。私たちも日々、様々な情報収集をし、子ども達の学力向上のためのサポートをしっかりしていきたいと思います。保護者の皆様にも是非ご協力いただきたいと思います。