[2021年9月3日]
9月に入り、朝晩は涼しいというか若干寒いぐらいの陽気になってきましたね。日々の寒暖差、1日の寒暖差が大きい毎日ですと、体調管理が難しいですね。新型コロナウィルス感染状況も厳しく落ち着かない毎日です。また、夏休みが明け、1週間ほど経つこの時期は生活リズムの変化で体調を崩す子も少なくありません。週末はゆっくり体を休めて過ごしてもらいたいと思います。
通常授業が再開し約2週間。夏休み後の塾での様子をお伝えしたいと思います。
小学生さんは、夏休みも学校が始まってからも同じくらい元気一杯!!です。夏期講習もコンスタントに通塾していた子が殆どでしたので、夏休み中にきっちり復習が出来ました。中にはややレベルアップしたテキストに取り組めた子も何人かいました。そのため、通常授業ではスムーズに新単元の学習を進めることが出来ています。秋以降の学習は各学年の”肝”となる単元ばかりですので、一つ一つ丁寧に進めさせていきたいと思います。
昨日の授業である小学生さんが、夏休み中に取り組んだ自由研究を見せてくれました。何と、小学生新聞のスクラップノートなんです。とても丁寧に取り組まれていて素晴らしいノートでした。お母さんにお話を伺ってみると、小学生新聞を読んでみたいとお子さんから言われたので、スクラップノートをセットでやるなら…という約束で新聞の購読を始められたそうです。親子で素敵な取り組みだと思います。日々取り組んだ塾生さんの頑張りはもちろんですが、小学生さんがこうしたことに日々、きちんと取り組めるかは親御さんの何らかのサポートが必要かと思います。親子二人三脚の素晴らしいノートに感動した出来事でした。そうした日々の積み重ねがあったせいでしょうか、国語の記述問題の解答の作成がこの夏で一気に上達していることを感じます。これからも是非、続けていってもらいたいと思います。
中学生さんは、今週が定期テスト期間でしたので、夏期講習から先週末まで定期テストに向けての日々でした。英語では学校間のテスト範囲が1レッスン分も違いがあり、進度の速い学校の対策は本当に大変でした。しかし、範囲の広狭にかかわらず、やはり今年の教科書は単語数・文章内容ともに難度が上がっているためか、日々の宿題がきちんと取り組めている子とそうでない子では宿題の×直しにかかる時間が倍以上、時には3倍近くも違いが生じ、範囲が狭くてもテスト範囲がやっとこすっとこ終わったなんて子もちらほらいました。
日々の家庭学習が丁寧に取り組めている子は、×直しが15分ほどで終わるため、どんどん進むことが出来、夏休み中に次のレッスンの予習までできた子もいました。
長いお休みとなる期間では、特に家庭での取り組み方によって成果に大きな差が生まれます。学校がある期間は家庭で過ごす時間の長短にそれほど大きな差がありませんが、休暇期間では家庭で過ごす時間が長くなるため、きちんと取り組んでいる子とそうでない子の差が一気に広がります。一概には言えませんが、きちんと取り組んでいない子の多くが自分のスマホを所持しており、学校がある時でもその使用法で色々と問題がある子が多くいます。休暇期間となり時間がたっぷりあるため、いつも以上にスマホに割く時間が増えたり、使用法のルールが守られなくなったりしてはいないか、心配なケースが多いです。スマホを所持していても普段からきちんとルールが守られている子には、休暇期間でもその変化が殆どありません。学校が再開された今、再度家庭での使い方を見直してはいかがでしょうか?
秋は「実りの秋」。これからは日が落ちるのも早くなるので、是非子ども達にも大きな実りがえられるよう目標に向かって前向きに取り組んでもらいたいと思います。私たちもより一層指導に励んでいきたいと思います。