[2021年10月18日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日、一昨日と寒い1日でしたね。
寒暖差が激しいと、鼻がぐしゅぐしゅして辛い!
それでもせっかくの休みでしたので「釣りにでも」と思ったのですが、寒くてとてもとても・・・
寒いときは家の中に限りますね。
今シーズン初めての暖房&お湯割りで本を読みながらまったり過ごしました。
ここ3週間ほど、私立高校の学校説明会に参加しています。
どの学校も、コロナウィルスの感染防止対策を徹底していましたし、校長先生をはじめ、どの先生もあいさつは丁寧ですし、熱心にわかりやすく説明してくれました。
進学実績を強調する学校、高校での伸び(成績上昇)を強調する学校、先生の面倒見の良さを強調する学校、・・・学校によってアピールする点は違いましたが、どの学校も子どもたちのために精一杯指導されているのがよくわかりました。
私立高校は公立高校にはない設備があったり、公立高校ではできないようなカリキュラムがあったりして、とても魅力的で、このカリキュラムで3年間びっしり勉強すれば、かなり伸びるだろうなという感じがしました。
それに、私立高校は授業料が高いというイメージがありますが、保護者の所得に応じて県から補助が出ますし、中学時代の成績が良ければ特待生として、入学金免除や授業料免除・補助等の制度がありますので、経済的な負担も公立高校とあまり変わらない感じです。
(あくまで『中学時代にしっかり勉強する』ことが大前提ですが・・・)
個人的な意見ですが、公立高校でも私立高校でも、要は「何をするために高校へ行くのか」を考える選択することが大事だと思います。
自分は将来何をしたいのか? そのためにはどの大学or専門学校に行かなければならないのか? さらにそのためにどの高校に入らなければならないのか? をきちんと考えて高校を選んでほしいですね。
当塾にも高校生が何人か来ていますが、1年生あたりはまだ中学校の延長のような感じです。
テストでいい点を取りたいという思いはあるのですが、思いだけでは中学生と変わらず、結局は行動が変わらない(中学時代と同じようにテストの2週間前しかやらない)ので、点数はどんどん下がっていく・・・
また、文系・理系の選択にしても、数学が得意か苦手かで決めている・・・
という感じです。
高校生になると、将来のことがある程度具体的に考えられるはずですので、可能かどうかは別として、まずは「将来こういうことをやってみたい」という夢や目標を持ってほしい。
そうすればその夢や目標を叶えるためには、〇〇学部に行かなければならないことがわかり、〇〇学部がある大学は、△△大学、□□大学、・・・ というのがわかり、定期的に模試を受けていますので、その大学に行くには偏差値がどのくらい必要かがわかるはずです。
目標の偏差値と自分の偏差値を比べると「このままではヤバい!」という現実に直面して、やっと本気で勉強しだすのです。
さらに、本気で勉強しだすと、今のままでは無理だということに気付き、勉強時間を増やすために、ゲームをしたり、スマホをかまったり、You Tubeを見たりする時間を削るようになります。(場合によっては、部活もやめなければなりません)
夢や目標がなければ、いつまでたってもやりたいことを優先してしまいます。
テストの点数を上げることはもちろん大事ですが、その前に、夢や目標について親子で真剣に考えてほしいですね。
目標が決まれば行動が変わります。
行動が変われば必ず結果が変わります。