[2021年11月5日]
11月に入り、そろそろ冬支度の季節ですね。ちょっと早いのですが、我が家では来週にタイヤ交換をする予定です。今年はどんな冬になるのでしょうかね。タイヤ交換はするものの、このタイヤの出番が多くならないことを願うばかりです。
ぐぐっと冷え込みが厳しくなったせいか、先週から今週にかけては体調を崩す子どもたちが増えてきました。先週来、朝晩は冷え込むものの日中の日差しは上着を着ていると暑いぐらいで、体調管理が難しい毎日です。規則正しい生活、十分な休息など体調管理に気を付けて過ごしたいですね。
各中学校の定期テストが始まりました。早い所ですと、既にテストを終え、答案返却が始まった学校もありますが、来週が一番多くの学校がテストとなります。明日・明後日は最後のテスト対策特別授業。両日とも満席、ほぼ全員が参加します。テストが迫ってきているせいか、授業中の子どもたちもいつもよりも集中し、ガツガツ取り組む様子が見られる一方で、まだまだ学校のワークの1回目が半分ほどしか終わっていない生徒もいます。前回のテスト終了後の9月半ばから、次のテストまでは期間が短いこと、予想される範囲がどこかということを口が酸っぱくなるほど伝え、ワークの進捗状況を確認していたのですが…。
よく、保護者の方から、「うちの子は勉強のことを聞いても『やっている』というだけで、やっている姿もやっているワークも見せてくれない」という話しを聞きますが、テスト直前になって『実はワークが全然やっていない』という子の殆どが親に学習について聞かれたときに同じ反応をしています。当然のことながら、そういう反応をする子達の結果はよくありません。
親がテスト勉強に関することに口出しをすると、必要以上に「やっているってば!!」とキレたり、テストの答案を見せなかったりするという行動は勉強がきちんとできていない、テスト結果が悪い子に多くみられる行動です。私たちもテスト後に答案用紙を持ってきてもらったり、順位を確認したりしますが、えてしてテスト結果が悪い子ほど、提出が遅れたり、答案を無くしたり、順位を聞いてこなかったりという行動をします。
実力テストや入試と違って、定期テストでは出題範囲が決まっており、出題対象となるワークのページも指定され、範囲表には「○○のプリントから出題」なんて指示が出ることもあります。つまり、きちんと計画的に学習を進めれば必ずゴールにたどり着くことが出来ます。また、自分の弱点部分に関しては、指定されたワークを参考に様々なパターントレーニングをすることも出来ます。そうしたことが出来ていれば、必ず得点できる、逆の言い方をすれば、テスト1週間前の段階でワークがまだ大分残っている…なんて状況の子が高得点を取るなんてことはないのです。
ちょっと厳しい言い方をすれば、思うような得点が取れない子はちゃんとやっていないということです。教科書も読んでいない、学校のワークもやっていない、塾の宿題もきちんとやってこない、、ただ塾の授業に参加するだけーそれでは何をしてもどこに行っても、成績が上がるなんてことはありません。
授業内で子どもたちには、
「親に勉強のことを言われて『ウザい』と思うのであれば、言われないような行動を自分たちがするべきです。
言われるのはあなた達がちゃんとやっていないから。
『ウザい』を思うのは、やっていないことを自分たちも自覚していて、嫌な事を言われるからです。」
と言っています。
言われた子どもたちは、これが親なら『うるさい!!』とでも言い返すのでしょうが、言い返せずしかめっ面をしています。成績を上げたいと思うのであれば、本人が自覚をして行動を変えていかなければいけません。私が子どもたちにかけている言葉の殆どはきっとご家庭で保護者の方がかけている言葉と同じかと思います。ですが、私の場合は言い返せない分、聞かざるを得ない状況となります。だからこそ、子どもたちにとって嫌な事もその時点での良くない現状も、何回も何回も諦めずに言い続けています。
子どもたちには、怖いだけでなく何度も同じことを言う、くどくてウザい『鬼ババア』かと思いますが、嫌な事だけでなく、何が良くないのか?どうすれば良いのか?も頑張って伝えていきたいと思います。
テスト前最後の週末、気合を入れた鬼ババアが待っています。塾生の皆さんも心して授業に臨んでくださいね。