[2021年11月26日]
今週はまさに「THE新潟」といえる荒れたお天気の日が続きましたね。風に雨にあられに…と三拍子そろった日が続きましたが、今日は少し落ち着きましたね。ですが、いよいよお天気欄に雪だるまのマークが登場!!そろそろ雪の心配をしなければいけないですね。
気付けば、11月も残り数日ですから、当たり前といえば当たり前なのですが(^^;)。最近は、冷え込みも厳しく子ども達の中にも体調を崩す子が増えてきています。皆様もどうぞお体大切にお過ごしくださいね。塾へのご送迎時、お車の運転にお気を付けください。
日が沈むのも早くなり、お家時間が増えてきますと、保護者の方から「ゲーム」や「テレビ視聴」に関するご相談が増えてきます。小学生さんだけでなく中学生さんも以前より帰宅時間が早くなり、家で過ごす時間が増えるためでしょうか。こうした娯楽に関する問題は難しいですね。それぞれのご家庭でルールを設定しているようですが、家で過ごす時間が長くなる分、なかなかそのルールがなし崩し的に守られなくなって家庭争議が勃発!が多いようです。状況を改善するのは中々難しいようです。
少し厳しい意見だとは思いますが、この問題に関しては私は親御さんの責任が大きいかと思います。そもそもゲーム機、スマホ、多機能テレビなどというものは子どもが自身の力で買えるものはなく、全てにおいてその機器を購入するのは親御さんです。ゲームでもスマホでも子どもからしたら「楽しいおもちゃ箱」であるのは当然です。その楽しいおもちゃ箱を横目に勉強しろ!と言うのは、目の前に寿司やステーキなどなどの豪華でおいしいお料理があるのに、それを見ながら卵かけご飯を食べろというようなものではないでしょうか?
ゲームやスマホ、You tubeなどが中毒性があり、その使用については様々な問題が起こることは親御さんもご承知のことかと思います。そしてお子さんの性格も一番よくわかっていらっしゃいます。
子ども達の「みんな持っている!!」の言葉だけで購入を決められたわけではないかと思いますが、上手にそうした機器と付き合っていくためには、それぞれのご家庭、お子さんの性格を鑑みて十分に議論し、ルールを設定する必要があると思います。
そして、決めたルールをいかに厳格に守らせていくか?も親御さん次第かと思います。当然ながら親御さんの行動もある程度制限されることも考えられます。親御さんが暇さえあればゲームをしていたり、ダラダラとテレビを見ていたりしているのに、子どもに「やめなさい」は中々言えないものです。
ゲーム機やスマホ、タブレット端末などにおいては、使用可能時間を制限できるアプリなどもありますし、多機能テレビにおけるYou tubeなどの視聴においてはパスコードを設定することもできます。この冬、本気でお子さんのそうした機器の使い方を改善したいと思われるのであれば、そうした親御さん側がアクションを起こすべきではないでしょうか?
大人でも、マンガでも本でもテレビでも見ている最中に、「時間だから」といって途中でやめるのが難しいことがあるはずです。ドラマを見ている最中にちょうど佳境の場面でやめるなんていうのは難しくないでしょうか?子ども達にとっても「〇分」と決められていても、その制限時間が来た時に、ラスボスと戦っている最中だったら、やめるのは難しいのではないかと思います。
ちなみに、スマホもゲーム機も無いというご家庭もいらっしゃいます。子どもが自制できるようになるまで購入しないと決めている家庭もあります。また、どちらも持っているけれど、平日は一切使わせないと決めているご家庭もあります。
子どもが言う「みんな持っている」「みんなやっている」というのは真実ではありません。一度与えてその面白さを知ってしまった後に、それを取り上げるのは困難です。取り上げたために「暴れた」という子どもを何人も知っています。ゲームやスマホタブレットなどとの付き合い方を真剣に考えなければいけないのは大人の方ではないでしょうか?