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啓新セミナー

[2021年12月10日]

嬉しい報告

昨日、今日と良いお天気が続いていますね。新潟の冬の晴れ間は本当にありがたく感じます。来週からは雪だるまのマークが登場!!いよいよ雪の季節ですね。

12月も中旬を迎えましたが、まだ年賀状の準備が出来ていない!!子どものテスト勉強のごとく、「まだ時間があるかな〜」なんて言ってダラダラとしてしまったのがいけませんでした。ここ数日は慌ただしく準備をする毎日です。予定としては11月中に仕上がっていたはずなのですが…。子ども達に勉強のことで早め早めに取り掛かるように!!といつも言っていたのに…反省です。ダラダラした分、しっかりと働きたいと思います!!

昨日の授業時にとても嬉しいことがありました。ある生徒さんが、学校でのテストを持ってきてくれたのです。それも100点!!本人もとても喜んでいましたが、私も本当に嬉しく思いました。

塾に通い始めて約1年、なかなか思うように学習が進まず、結果も出ず苦しい日々を過ごしていましたが、ここにきてようやく結果が表れ始めました。結果が出るまでのこの1年、塾での授業も、宿題も大変で辛かったと思います。時には私に厳しく言われ、授業中に涙することも1回や2回ではなく、本当に大変だったと思います。そして、本人だけでなく、その子を見守っていた保護者の方も大変でいらっしゃったと思います。

勉強はスポーツと同じで、やり始めてすぐに結果が出るわけではありません。結果が出るまでの期間は、勉強する本人にとってもそれを見守る保護者の方にとっても、苦しくて辛い日々となります。ですが、苦しくて辛いからと言って、途中でなげてしまったら絶対に結果は出ません。その苦しい日々を踏ん張り、地道に努力を続けていくしかありません。あきらめずに頑張り続けられるからこそ結果が生まれます。まさに「継続と忍耐」です。

小学生のうちに、一つ一つのことに対して「きちんと考える」「きちんと書く」ということができるすることは本当に大切です。算数であれば、「きちんと途中式を書く」、国語であれば「きちんと問題文と設問文を読む」など、解答を求めるまでの過程を丁寧にきちんとすることです。100点を持ってきてくれた生徒さんも、そうしたことが出来るようになるまで、かなり時間はかかりましたが、出来るようになってきたからこそ結果も出たのだと思います。

勉強は「習慣」ですので、1つ1つのことに対して「きちんとする」ことができるようになるには時間がかかります。ましてや中学生や高校生になって急に色々なことがきちんと出来るようになるのは少数派です。小学生時に「きちんと」の学習習慣を身を身につけることがその後の学習を大きく左右します。

その生徒さんもこれから、まだまだ山あり谷ありとなるかと思います。ですが、「一つ一つのことをきちんとする」という良い学習習慣が身に付きつつあるので、それを武器としてこれからも「継続と忍耐」で頑張ってもらいたいと思います。