[2022年2月4日]
今日は「立春」、暦の上では今日から”春”ということですが…、外は白一面、THE新潟の冬という景色です。まだまだ春は遠そうですね。
昨日は節分でしたが、夜は授業があり、家族そろって「豆まき」が出来ないので、我が家では早朝からの豆まき!!こんな朝早くに豆まきをするのはよいものか???とは思いましたが、息子が自作のお面を作って鬼役をかって出て、三人での豆まきをしました。(主人は鬼役は私がするもの!!と決めてかかっていたようですが…)鬼もそうですが、それ以上にコロナに早く退散してもらいたいものです。感染者が爆発的に増え、落ち着かない毎日です。体調管理に気を付けて、元気に過ごしたいと思います。
さて、昨日と今日は明訓高校と第一高校の入試がありました。思いのほか天候も荒れませんでしたが、寒い入試となりましたね。寒さに負けず力を出し切ってくれたことを願うばかりです。そして、公立高校入試までは残り1か月となりました。受検生達にとっては、辛く苦しい1か月となるかと思いますが、志望校に向けて悔いのない毎日を過ごしてもらいたいと思います。
コロナ感染者の急増に伴って、あちらこちらの小中学校、高校で学級閉鎖や学年閉鎖などが相次いでいます。子ども達から聞くと、お休みの期間はリモートやタブレット端末を使用して学習が進められていたようですが、休みが多かった割に授業が進んでいるように感じられます。
定期テストがある中学生や高校生は、『テスト』という形でそれぞれの教科や単元の理科度を測ることが出来ますが、小学生はどうでしょうか?中高生のようにある程度の期間で学習した内容の総まとめ的なテストではなく、学習した直後に行う単元テストしかないので、直近の内容についてはみることができますが、少し前の単元などについては力を測るのが難しいですね。
また、単元テストでは高得点を取っている子でも、塾の教材を使って、少し角度を変えた内容に取り組ませてみると、手も足も出ないこともあります。学習進度が速いと、基礎基本重視となりがちです。応用問題までいかなくても、様々なパターンの練習問題を多く解くことは各単元の学習内容定着には必要かと思います。学級閉鎖などで授業時間が削られ、そこまでゆっくり練習に時間を割くことが難しいのかもしれません。
寒さも厳しく、コロナの感染が拡大しているこの時季、自宅で過ごす時間が多いかと思います。年度末でもありますし、この機会に是非、様々なパターンの問題演習をして1年の総復習に力をいれてみてはいかがでしょうか?書店では数多くの問題集が出ています。そうした問題集を活用し、問題演習量を増やしてもらいたいと思います。学習は「時間」ではなく、「問題練習量」が大切です。学校のドリルを繰り返し解くことも良いのですが、一つでも多くのパターンに触れることも大切です。国語であれば、教科書以外の文章題に触れられるような問題集がおススメです。
小学生でも中学生でも、市販の問題集を購入する際は、『今のレベルよりちょっと簡単かも?』と思うぐらいがちょうど良いです。そして、解説がしっかり書いてあるものが良いですね。大切なのは「継続」です。あまり難問ばかりですと続けていくことが難しくなるからです。また、少し手間がかかりますが、小学生さんであれば出来るだけ保護者の方が〇付けをすることをおススメします。
年度末に各学年の総まとめをしっかりすることで、次年度のステップアップの土台を作ることが出来ます。寒い冬に、しっかりと春に向けての準備が出来るよう過ごしてもらいたいと思います。