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啓新セミナー

[2022年2月21日]

数字が絡んだ問題

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

やあ、ドカンと来ましたね。雪が・・・
今まで「大雪が・・・」と言われてもそれほど降ることはなかったので、完全に油断していました。
今シーズン初めての『スノーダンプ』の登場。
たった2時間ぐらい雪かきをしただけで、もうあちこち痛くてかないません。
ほんとうにもう、勘弁してほしいですね。

中学生の定期テストが返却されました。
毎度おなじみの「数学が難しかった」に加え、今回は理科も難しかったようで・・・
理科は計算問題が占める割合に比例して、点数が下がりますね。
用語を答える問題は、理解が曖昧であっても覚えてしまえば正解できることがありますが、計算問題は完璧に理解し、なおかつ、問題演習を何度も繰り返し行わないと正解できません。
例えば、中2の天気の飽和水蒸気量や露点の問題。

「Dの空気は、1立方メートルあたりあと約何gの水蒸気を含むことができるか?」
 →グラフ読んで引く(ひき算をする)だけじゃん

 「Eの空気をあと何℃冷やすと水滴ができ始めるか?」
 →これもグラフを読んで引くだけじゃん

 「Cの空気1立方メートルを11℃まで温度を下げたときに出てくる水滴の質量は何gか?」
 →またまたこれもグラフを読んで引くだけじゃん

と、グラフ読んで引くだけで答えが出るのに、これらができなかった子がたくさんいました。
完璧に理解している子にとっては、これほどワンパターンなサービス問題はないかと思うのですが、理解が曖昧な子にとっては、超難問になってしまうのです。

数学もそうですが、数字が絡んだ問題は、1冊のワークを繰り返しやっても力は付きません。
いろいろなワークで、いろいろな問題を解かないと力は付かないのです。
問題演習をたくさん行うことで、理解が深まり、解き方のパターンが見えてきます。

数字が絡んだ問題に強くなるのに近道はありません。
問題をたくさん解くしかないのです。

★連絡です★
2月21日(月)〜27(日)の期間は、中3生の『高校入試直前対策講座』を行いますので、通常授業はありません。2月28日(月)より、3月度の通常授業を行います。