[2022年5月16日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
ロシアのウクライナ侵攻で、ロシアやウクライナのことを知りたくなり、ロシアやウクライナに関する本を読むようになりました。
ウクライナという国は、
ルーシ(キエフ大公国)建国
↓
モンゴルの襲来で崩壊
↓
いろいろな国に分割され
↓
ロシアの植民地になり
↓
ソ連結成時にその一員になり
↓
ソ連崩壊でやっと独立国へ
という歴史があるようです。(ものすごくザックリとしていますが・・・)
ロシアやウクライナのことを勉強するのに参考にしたのが、池上彰さんの本 ↓
これは池上さんと高校生とのやり取りをまとめた本で、高校生が理解できるようにとてもわかりやすく書いてあります。
何かを学ぼうとするとき、たくさん書いてあるもの、細かく書いてあるもの、など、難しいものを選んでしまいがちになるのですが、そういう難しいものは、結局は全く理解できず、数ページ読んだだけでギブアップしてしまい、何も得るものがありません。
上記の本だけでロシアやウクライナのことが完璧にわかったかというと、そういうことはないのですが、土台となることは理解できましたので、本を読んだ後は、テレビのニュースの見方や新聞の読み方が変わり、とてもためになったと思っています。
話は変わりますが、以前から、高校生の理科の質問ぐらいは答えられるようにと思い、『化学基礎』、『生物基礎』、『物理基礎』の勉強を密かに始めていました。
今年高校の教科書が変わりましたので、参考書も新しくしようと本屋さんへ行って、↓のような参考書を買いました。
まあこれがよくわかることわかること。
今まで使っていた参考書は何だったんだろう? と思えるくらいよくわかる!
何十年ぶりに勉強したおじさんでもわかるくらいなので、現役の高校生ならもっとスラスラ理解できるはず。
※この『やさしい』シリーズは『数学?A』もありますのでお勧めです。ただ、『生物基礎』はありませんので、代わりに↓を買いました。こちらもすごくわかりやすいです。
「参考書はできたら大学入試まで使えるものが・・・」と思って難しいものを買ってしまいがちなのですが、いくら大学入試に対応していても、今役に立たなければ何の意味もないと思うのです。
確かに、この『やさしい』『宇忠一わかりやすい』シリーズだけでは、大学入試を乗り越えることはできないと思いますし、そもそも普段の定期テストでも100点は取れないと思います。
でも、「全くわからないから何とかしたい」「赤点だけは避けたい」と思うのであるならば、こういう『入門書』から始めるべきです。
そして、きちんと勉強して力を付けて、「これじゃちょっと物足りないな」と思えるようになったら、次のレベルの参考書を買えばいいのです。
確かにお金はかかるかもしれませんが、お金をかけたらかけた分だけの効果はあるはずです。
数学の参考書も同じで、学校で『黄チャート』『青チャート』『レジェンド』等を買わされているので、それを使いたいと思うのはわからないではないのですが、これらは数学が苦手な人が使う参考書ではないと思います。
数学が苦手な人は、まずは先ほどの『やさしい』や『白チャート』を使った方が効果があると思うのです。
苦手を克服したい、1からやり直したいと思うのであれば、まずは『入門書』から始めましょう。
理解できることが増え、解ける問題が増えれば、勉強も楽しくなります。